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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第44話 一難去って………
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の後、同時にため息を吐いた2人だった………

















「水着ー!!!」
「「うるさい!!」」

キャロとルーテシアの息のあったげんこつが騒ぐエローシュの頭に落ちた。

「ふっ………」
「えっ!?」
「動じてない!?」

たんこぶを作りながらも何事も無かったかのようにドヤ顔でキャロとルーテシアを見るエローシュ。

「今の俺はスターを得た無敵変態エローシュ!!フィーバータイムが終わるまで俺は無敵だ!!!」
「やばい、エローシュが完全に壊れた………」
「あの拳骨の影響かなルーちゃん………?」
「まさか………でもエローシュだし………」
「何だろうね、その説得力のある理由………」
「エローシュだしね………」

そんな会話を少し離れた場所で話すエリオと真白。

「さあさあさあさあ訓練を始めましょうか!!!」
「えっ!?何どうしたの!?」

そんな中、訓練を始めようとやって来たフェイトがエローシュのテンションの異常さに慌ててキャロ達の所へ来て聞いてきた。

「今のエローシュ君は無敵変態エローシュ君なんです」
「何でヒーロー物の番組の題名みたいな名前になってるの!?」
「でも自分で名乗ってるので………私達もアイツの頭の中を完全に理解するのは不可能なんです」

そんなルーテシアの言葉に納得しながらも興奮状態が続くエローシュを確認するフェイト。

「ねえねえ、今私を見て舌なめずりしなかった!?」
「き、気のせいだと思います………」
「さ、流石にエローシュもそこまで気持ち悪い事は………しそう………」

庇おうと頑張ったルーテシアだが、諦めた。

「ん?どうした皆。訓練を始めるぞ」
「おっぱいサムライ!!」

そうエローシュが言った瞬間、空気が凍った。
皆が青い顔をしてエローシュを見ている。

「やれやれ………終わったな」
「あっ、エクス。出てきたの?」

次元を裂いて、滅多に出てこないエクスが皆の前に現れた。

「ああ。今のこいつは煩悩だらけで、正直付き合うのも耐えられん。すまないシグナム、死なない程度に眠らせてくれ」
「………ああ分かった。死なない(・・・・)程度にな………」

わざわざ死なないと言う単語を強調したのを聞いた時、皆がエローシュの末路が見えた。

「一撃で眠らせてやる。何、心配するな………」
「あれ?カードリッジ飛んでない?」
「結構本気ね………」

溢れる魔力を蓄えながらレヴァンテインを構えるシグナム。

「南無阿弥陀仏………」
「ルー!?死んでないからね!!」
「信也君、記憶喪失になって真人間になったりしないかな?」
「真白、それ今のエローシュ全否定してるよね?」
「フリード、
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