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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第44話 一難去って………
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「さて、その前に………おい小僧!!」
バルトに怒鳴られビクっと反応するエリオ。
「よく見てみろ、その突き刺した奴の身体を」
そう言われ、恐る恐る確認するエリオ。
「えっ、機械!?」
「そうだ。奴等はアンドロイドだ。見た目は普通の人だが、中身は違うって事だ」
「それじゃあ………」
「お前は人は殺していねえ」
そう言われたエリオは何も言わずストラーダを引き抜いた。
「もしかしたら上で死んでいた人達って………」
「全部バリアアーマーを着たアンドロイドだ。白衣を着てた奴も含めてな」
真白の質問に答えたバルトマン。
「だから死臭も無かったのか………」
『一応詳しく調べるべきだったな』
「出来るか!!死体を弄るなんて!!」
「ん?何を言っている?」
「い、いや別に………」
慌てて口を噤むエローシュ。
「一つ忠告しておく。覚悟も無ければ首を突っ込むな。でなければお前達が死ぬぞ」
「そ、そんな事………」
「本当にそうか?さっきの奴もお前達が殺す気でかかれば直ぐに掃討出来たはずだ。だからこそ奴も余力を残して対応出来た」
そんなバルトマンの指摘に返す言葉が無い4人。
「やはり本気で相手に来てなかったか………」
「信也君は気がついてたの?」
「根拠はなかったけどな。何度倒されてもマクベスには余裕があった。だからまだ何か隠している……と」
「そう言う事だ」
そう言われ、エローシュ以外の4人が悔しそうな顔で俯いた。
「バルトマン、アンドロイドなんて物が製造しているんだ?そもそもアンドロイドを使って何をしようとしているんだ?」
「それは分からねえ。俺は別にその件を調べているわけじゃねえし、ハッキリ言えば興味もねえ」
「!?じゃあどうして奴を追っている?」
「それは俺の狙っているターゲットを知っていると思ったからだ。だからそこ冥王教会のアジトや研究所をしらみつぶしに潰してきた。………結局無駄だったって事だ」
「無駄?」
「俺の狙っているターゲットの行方を奴は知らなかった。まだ冥王教会を利用しているとふんだんだが………」
そう呟きながら遠くを見るバルトマン。その瞳は敵を探す鋭い眼差しだった。
「さて、あまり長居も出来んから俺は消えるとしよう。俺の痕跡を残さないようにここは爆破する。早くしないと次元の狭間に閉じ込められるぞ?」
立ち上がり立ち去ろうとしたバルトはそう言い残した。
「なっ!?」
「爆弾!?」
「待て!!まだ聞きたいことが………」
「管理局には最低限必要な情報は教えたつもりだ。だから後はもう首を突っ込むな」
「ふざけるな!真白ちゃんと約束したんだ、無下にできるかよ!!」
「リクは子供を巻き込むのを最も嫌う。………奴の気持ちも察し
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