暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos13さぁ踊れ踊れ、舞台はかの者の手の平の上〜Begegnung〜
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†††Sideなのは†††
日曜日の今日、私はある目的の為にすずかちゃんのお家へとやって来た。ファリンさんの案内ですずかちゃんのお部屋に通されると、そこにはすでにアリサちゃんが居た。
「すずかちゃん、アリサちゃん、おはよー♪」
「なのはちゃん、おはよう♪」
「おはよう、なのは♪」
挨拶を交わしてすぐ、アリサちゃんが「ちゃんと忘れずに持ってきた、なのは?」って確認してきた。
「忘れないよ〜。ほら〜」
私、そこまで忘れっぽくないよ。背負ってたカバンを降ろして、その中からデータディスクを1枚取り出す。ケースにはフェイトちゃんの名前がフルで書かれてて、ディスク表面にはフェイトちゃん、シャルちゃん、アルフさん、そしてアリシアちゃんの顔写真が映ってるシールが張られてる。そのディスクをアリサちゃんに見せると、「よしっ。えらいぞ、なのは」なんて思いっきり子ども扱い(まぁ子供だけど)してきた。私たち同い年だよ!
「フェイトちゃん達とのビデオレターも、もう半年くらいになるよね」
「そうね」
「うん」
お互いの近況をビデオに撮ってディスクに焼いて、それを管理局の助力で送り合う。そのおかげでフェイトちゃん達と逢えない時間を寂しく過ごさずに済んだ。日に日にフェイトちゃんが明るくなっていくのを、私たちは嬉しく見守れた。
思い出話に花を咲かせていると、ファリンさんがティーポットとティーカップ3セット、クッキーの乗ったトレイを持って来てくれた。それにお礼を言って、美味しくお茶とクッキーを頂く。すずかちゃんはファリンさんを下がらせてから(魔法関係の話が入るから)、フェイトちゃん達からのビデオレターを早速再生。黒い画面が最初に入って・・・。
『・・・ねぇ、ちゃんと映ってる〜?』
「「「ぶふぅーっ?」」」
いきなり映り込んだ大きくて真ん丸な紅い瞳に私たちは驚いて、飲んでいたお茶を霧吹きみたいに噴いちゃった。
『ちゃんと映ってるから、離れてアリシア。なのは達がビックリしちゃう』
フェイトちゃんの声が聞こえたと思ったら『は〜い!』画面いっぱいに映り込んでた綺麗な瞳が離れてく。でもねフェイトちゃん、もう手遅れだよ、お茶噴いちゃったよ私たち。そして私たちにお茶を噴かせた原因、アリシアちゃんの全身が映った。奥にはフェイトちゃんとアルフさんが居て、アリシアちゃんの今の行動にちょっと困惑気味。
「アリシアも無事に目を覚まして良かったわよね」
「うん。はじめてフェイトちゃんからアリシアちゃんを紹介された時は驚いたけど」
「にゃはは。テンションがすごく高かったもんね〜」
3人で零れたお茶を拭きながら当時を思い返す。離れ離れになってるフェイトちゃん達とのコミュニケーション方法としてリンディさんが
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