第五章 StrikerS編
第百四十九話 『公開意見陳述会(7) 機動六課防衛戦』
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強大な力を感じる…)」
オットーは直感的にそう感じていた。
それはディードとルーテシア、ガリューも同様だったらしく眉を少し歪めている。
そしてバチバチッ!と刀が放電しだし、フードの人物は刀を天に掲げた。
キャスターはふと異様な気配を感じていた。
「(この気配は…神体としてのわたくしが知っているような気配…?)」
妙な感覚に陥りながらもキャスターは士郎達に指示する。
「なにか巨大なものが放たれる予感がします! 警戒を!」
キャスターがそう言ったが時遅く、一瞬にして夜空が閃光に照らされる。
次いで襲ってくる巨大な斬撃と雷にも匹敵する感電性。
「アルクェイド!?」
かろうじて志貴の叫びが聞こえてきたが、すぐに志貴もあまりの体に伝わる電撃に地面に墜落した。
ザフィーラも、ライダーも次々と感電し墜落していく光景を見た後衛組は、
「キャスター! 結界維持を!!」
「はいです!」
士郎の叫びにも似た命令に結界に力を注ごうとしたキャスターだったが、
ザンッ!
その斬撃はいとも簡単に結界を切り裂いた。
そして威力を落とさずに機動六課隊舎に一筋の線を刻む。
当然、地面にも雷撃が即座に伝わり士郎達も悲鳴をあげて感電し一人、また一人と倒れるのだった…。
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