第五章 StrikerS編
第百四十九話 『公開意見陳述会(7) 機動六課防衛戦』
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るガジェットと骸骨怪鳥を睨む。
◆◇―――――――――◇◆
それから機動六課防衛戦が開始された。
「この機動六課には、何人たりと侵入はさせん! 縛れ、鋼の軛! でやぁあああああーーーッ!!」
ザフィーラの鋼の軛が次々と海面から突き出してきてガジェットを連続で貫いていく。
しかしそれでも全部は仕留めきれない。
だが、そのための残りの三人の仕事だ。
「そーれ!」
「切り裂く!」
「散りなさい!」
サーヴァントであるアルクェイド、志貴、ライダーの三人が取りこぼしを爪で砕き、ナイフで切り裂き、釘で貫いていく。
一人でも戦闘機一機分の攻撃力を持つ者が三人もいるのだからガジェットにとってはたまったものではないだろう。
しかし、骸骨怪鳥は何度でも復活してくる。
「面妖な…。これも魔術師の仕業か?」
ザフィーラが思わず毒づく。
「ふっ!」
士郎が赤原猟犬を放ち、立て続けに骸骨怪鳥を貫いては追い続ける。
そして解析を使いなぜ何度も再生するのかを判明したのか念話を使い、
《みんな! 骸骨怪鳥は一回潰した後に中心の核を潰さねば倒せん! だから核の状態になった奴を私とヴァイスが優先的に射抜こう!》
それに全員は返事を返す。
「というわけだ。腕の見せ所だぞ、ヴァイス!」
「了解っす! 狙い撃つぜ!」
ヴァイスがスコープ越しに骸骨怪鳥の核を狙い次々と撃ち抜いていく。
その腕前はすでにあの誤射ミス事件以上に上がっていた。
これもシホや士郎のスパルタ訓練の成果だろう。
骸骨怪鳥は単体では不利と悟ったのか戦列を組んで飛行してくる。
しかし、一直線に並んだところを士郎が逃すわけがない。
「貫いてやるぞ!―――I am the bone of my sword…偽・螺旋剣!!」
放たれたら偽・螺旋剣は直線上に並ぶ骸骨怪鳥やガジェットを音速で貫いていく。
掠っただけでも余波で破壊されるのだ。
宝具の威力を再確認できるところだろう。
そしてガジェットが集まっている中心の位置まで飛んで行った螺旋剣に最後の役目を果たさせるべく士郎はワードを紡ぐ。
「壊れた幻想!」
螺旋剣の内包に凝縮された幻想が破裂して爆発を起こし、そこを中心にことごとくを巻き込んで撃墜させる。
「久しぶりの全力戦闘だ。手加減はしないぞ!」
士郎はそう気合を入れて次弾の矢をつがえる。
ヴァイスもその士郎に感化されたのか、負けじと魔力弾を放ち続ける。
「魔力節約で貫通するのに特化した俺のライフル捌き、とくと味わえ!」
それを見ていたシャマルとす
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