第2章 赤龍帝と不死鳥の騎士団
第19話 不死鳥のくせになまいきだ
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原作にもある。
ライザー・フェニックス陣営との実力に開きがある以上、当然の措置ともいえる。
――――違いは、八神はやてと愉快な仲間たちが参加しているということだけだろう
『えっ。八神さんまで、戦うのか!?それはさすがに――』
『「さすがに」なんだい?アーシアだって戦うのだ。それに、バイザー討伐でボクの実力の一端は示しはずだぞ』
『はやての言う通りよ。彼女――ううん。八神家の皆は、一人ひとりが歴戦のツワモノといっていいくらいよ。そうでしょう、朱乃』
『はい。部長の言う通りです。いまの私たちの実力では、一対一でも勝てるかどうか……』
『本当ですか、部長。はぐれ悪魔討伐でご一緒することは多いですが、そこまで実力の差があるとは初めて聞きましたよ。俄かには信じられないです』
『私も木場先輩に賛成です。確かに、強いとは思いますが』
グレモリー眷属の懸念はもっともだ。
これから共闘する相手の実力が不明、では話にならない。
とはいえ、理屈で分かっていても、感情を抑えられるかは別の話。だから――
『ほう。我々の実力が信じられないというのか』
『だったら、戦って白黒つけようぜ。あたしのアイゼンの染みにしてやるよ』
『防御に関しては誰にも負けない自信がある』
『あら。シグナムとヴィータちゃんは、かなり頭にきているわね。ザフィーラも珍しく乗り気みたいだし。わたしたちとしても、味方の実力は知っておきたいわ。だから――』
――――模擬戦なんてどうかしら?
そして今に至る。
険しい山道を越えて、豪華な別荘に到着。
風景を楽しむ暇もなく、休息のあと、あわただしく外に向かう。
開けた場所につき、リアス・グレモリーと模擬選について詳細を話し合った。
まずは、グレモリー眷属対八神家という、ある意味当然の振り分けになった。
・グレモリー眷属
前衛 木場祐斗(騎士)
前衛 塔城子猫(戦車)
前衛 兵藤一誠(兵士)
後衛 アーシア・アルジェント(僧侶)
後衛 姫島朱乃(女王)
後衛 リアス・グレモリー(王)
・八神一家
前衛 シグナム(烈火の将)
前衛 ヴィータ(鉄槌の騎士)
前衛 ザフィーラ(盾の守護獣)
後衛 シャマル(風の癒し手、湖の騎士)
後衛 リインフォース(管制人格)
後衛 八神はやて(夜天の王)
結果は、グレモリー陣営の完敗。文字通り「全滅」した。
こちらの実力をある程度知る筈のリアス・グレモリーでさえ唖然としていたのだ。
残りの連中の衝撃は計り知れないことだろう。
「まずは、木場祐斗。素早い剣筋は褒めてやろう。だが、真
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