日常編 その2。
それでも あたしが・・・
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なー」
「ルーシィは2位かぁ」
「3位はエルザだ」
「おめでとー」
会話で解る通り、優勝したのはティアだった。
因みにベスト3の投票結果はこちら。
1位 ティア=T=カトレーン
18票
2位 ルーシィ・ハートフィリア
3票
3位 エルザ・スカーレット
2票
投票して下さった皆様、心よりお礼申し上げます!by緋色の空
という事は――――――
「ああああぁっ!」
「ルーシィ家賃ゲットならず!うわーん!」
こういう事だ。
ルーシィはかなりのショックを受けており、ルーも結果が出てから3時間くらいは気を失っていた(もちろん、ルーはルーシィとティアに入れている)。
が、それ以上にショックを受けている男が1人。
「何故だ・・・何故ミラがベスト3にも入ってねぇんだーーーーーーーーっ!この世の終わりは近いのかーーーーっ!」
アルカである。
「今日で世界が終わります」と言われた人類の大半はこうなるであろう超絶絶望的な表情をし、やはり絶望的に喚いている。
そしてそれとは真逆にご機嫌な男も1人。
「フフッ・・・姉さんが優勝、当然だな」
クロスである。
今にも踊り出しそうなほどに彼はご機嫌で、その涼しげな整った顔は破顔している。
ちなみにティア本人はというと。
「・・・優勝?」
「らしいぞ。おめでとうだな、ティア」
「そう。なら出るように勧めたクロスに感謝ね」
「今日の夕飯はどうする?」
「クロスへの礼代わりにアイツの好物にしましょうか」
特に大きく喜ぶわけでもなく、いつもと変わらなかった。
「どうしよう、今月の家賃」
「仕事行くか」
ミスコン優勝できなかったルーシィがそう言うと、ナツはタイミングを合わせたかのように口を開く。
それを聞いたルーシィの目に涙が浮かび、ルーシィは泣きだした。
「やっとナツが働く気になったぁ〜、ありがとぉ」
「いあ・・・いつも仕事してるけど。ちょくちょく」
「あい」
「よかったね、ルーシィ」
そんな会話をしていると――――――
「!」
突然ルーシィがギルドの入り口の方を向いた。
そこには騒ぐギルドメンバーだけがいる。
「どうした?ルーシィ」
「気のせいかな?最近誰かに見られてるような気がするんだよね」
「ルーじゃなくて?」
「ひどいなぁハッピー。僕はそんなストーカーみたいな事しないよっ!しなくてもルーシィに会えるしね!」
ふん、とルーが胸を張る。
「ルーじゃないとすると・・・出たぞっ!こーゆーのなんて言うんだっけ」
「自意識過剰ってやつだよコレー」
「そーゆーのじゃないって!気のせいならそれでいいんだから」
何か勘違いをしているナツとハッピーにルーシィはツッコみ
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