プロローグ〜第3話
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のに
それなのに
日々野「何でじゃあーー!! 清志郎ーーー!!!」
ダガアァッ!!! ドグガゥァッ!!!
………その夢は もう叶わない…………
・・永遠に叶う事はない・・
そしてそんな晴矢を二人の年配の男性が
悼ましそうな表情で見守っていた
温泉マーク「っ……ねぇ古畑さん……情け無い
ですなぁ……あんな 年若い少年を見殺しにして
私達のような年寄りがのうのうと生きてる
なんて……どうして儂らが犠牲にならな
かったんでしょうなぁ」
年配の男性温泉マークの辛い告白にもう一人の
男性古畑任三郎も自分の意見を延べる
古畑任三郎「本当に自分が情けないです
………ですが温泉さん自棄になっては
いけません……岡本清志郎君の事は残念でした
……あってはならない悲劇でした……だからこそ
私達は前に進まないければなりません
……守りましょう今度こそ未来ある若者達を」
答えた古畑任三郎もとても辛そうだった
当然だろう警部補たる己が目の前で起こった
犯罪を止められずその結果年若い未来ある
少年を死なせてしまったのだから
だがそれでも絶望するわけには行かない
自分達は前に進まないければならない
守らなければならないのだ
今度こそまだ生きている未来ある若者達を
その想いが温泉マークにも伝わったのだろう
彼も決意を固めた表情で返事をした
温泉マーク「そうですな……守りましょう
今度こそ……未来ある若者達を……そして儂等は
子供達の礎となりましょう」
男達は仕事は違えど共に未来ある若者達を
守る仕事に就いていた
だからこそ岡本清志郎を助けられなかった事は
彼らの心に大きな楔となって残ったのだった
温泉マークは教師として常に生徒達を
見守っていた 自分が生徒達に人気がないのは
分かっていた
だがそれでも彼は生徒が大好きだった
教師という仕事にやりがいを感じていた
その結果素晴らしい生徒達に巡り会えた
諸星あたる 面堂終太郎 ラム君 三宅しのぶ
藤波竜之介 皆未来ある素晴らしい生徒達だ
そしてその生徒達の内何人かはこの場に
呼ばれているようだ
古畑任三郎は警部補だった 犯罪を防ぎ
常に市民を守り市民の生活を笑顔を守る
それが彼の仕事だった
否自分のやりがいだった これまで多くの
犯罪を目にしてきた その中には未来ある
若者達もいた 犯罪を止められなかった時
守れなかった時 何時も心には後悔の念が残る
そんな時何時も自分を支えてくれたのが
仲間達だった そして一番の部下今泉慎太郎も
この殺し合いに参加している
いつ
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