再会そして転移
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氣を察知しようとした瞬間、目の前に銃口が迫っていた
「終わりだな」
「そうかな?」
容赦なく目の前で引き金が引かれたが、瞬時に反応し銃口を蹴り上げ逸らした
「失敗かよ」
男は距離を取るとそうぼやく。そして男の顔が見えた
「お前は!」
この男は確か、いつかの軍人
「久しぶりだな名無し」
「斉藤知也か。あぁ何年ぶりだ?」
目の前の男は斉藤知也。以前戦争で殺り合った男だ
相変わらず、軍人の迷彩服に帽子を着用しているようだ
そして両手にはマグナムと、背中にスナイパー。変わっていないな
「何も変わってないみたいだな」
「そういうお前は変わったな。前のような機械じみた感じがしないが?」
機械じみた感じがしないか。俺にはよく分からんな
「さぁな。・・・俺に何用だ?今更決着をつけに来たわけではあるまい」
以前殺り合ったのだが、俺の部隊が知也の部隊に敗北した為、勝敗は決っする前に俺達は戦場を離脱した
その為、まだ勝敗がついていないのだ
「まさか、仕事の依頼でお前に用があってね」
「依頼。わざわざ俺を殺す為にか?」
「それはどうかな!」
「ちぃ!」
そう言うと、至近距離で知也は引金を引き俺を狙う
俺も刀を抜き銃弾を斬るが、いかせん距離が近い
距離を縮めようにも、知也もそれを読み接近させまいと引金を引く
「しょうがない。鉄塊!」
「斬らずに向かって来るとは、血迷ったか名無し!」
知也は容赦なく引金を引くが
「何!?」
しかし銃弾は、俺の身体に直撃したのだが弾かれ地面に落ちた
「弾かれた!?それに鉄塊?」
「考えてる暇があるのか?」
「く!」
知也に刀を振るったが、右手のマグナムに弾かれ再度距離を取られた
「お前漫画の技まで会得してるのか?」
「会得?それは違う」
何故か小屋には、漫画がたくさん置いてあったりした為、読みながら見よう見真似で鍛錬したら出来てしまった
「実際は真似てるだけだが。剃!」
「速いんだよ!」
目の前に一瞬で移動し、刀を振るが両手のマグナムをこうささせ防ぐ
そのままどちらも退かず、暫く鍔迫り合いになる
しかしパワーが同じくらいな為、どちらも押し通すことが出来ない
「大人しく殺されろ」
「んなこと出来るか!」
「ち!」
刀で弾きお互い距離を取るが、・・・?何だ小屋の中からまた一つ氣が!
「死ね!」
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