七幕 羽根がなくてもいいですか?
8幕
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きないから」
対するセルシウスはわなわなと全身を震わせている。氷の精のはずが、今のセルシウスは自身の熱で溶けるのではと心配になるほどに真っ赤だ。
『こんな……こんな形で直接使役されるなんて……私の意思も聞かず、無理やりっ』
浅黒い腕がびしっとフェイを指さした。
『フェイ・メア・オベローン! この責任は取ってもらうからなっ!』
「へ? ハ、ハイ」
「何でああなるんだ?」
「……精霊の感覚は僕らにもよく分かりません」
1年前から解の出ていない難問の再来に、ジュードは頭を押さえた。
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