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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『始まりは唐突に』
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おこうかn、

『PS この手紙は読み終えると爆発するのでできるだけ速く処理をするようにな by ゼウス』

前言撤回じゃー!!

俺はもはや神速とも呼べる速度で手紙を丸め空えと全力投球する。

ー投ー

投げられた手紙は、

ー爆発ー

空中で大爆発を起こしビリビリと大気を震わせ周囲に響き渡るほどの轟音をたてる。

本来ならば消防車やパトカーが来ても可笑しくはないのだが幸いにも千歳がいつの間にか辺りに防音結界が張っていてくれたおかげで事無きを得た。

うん……気遣いのできる従者でホントに良かったよ。

「主様 この後はどうなされます?」

息を荒げる零とは対照的に冷静に今後の予定を聞いてくる千歳。

「その前に俺のことは名前で呼んでくれ」

その呼び方はやっぱりなれないんだよね。

「では 零様とお呼びします」

「よろしくな千歳」

「はい」

「今は夜か……とりあえず夜明けまで少し能力の練習でもするか……」

俺は千歳に頼み公園に隔離結界を張ってもらい能力を試すことにした。

ー隔離ー

空間隔離結界が張られた事によって自分達のいる場所が世界から隔離され色彩が変わる。

「小手調べに錬金術から試すか」

よほど変な錬成をしない限りは危険性が少ない錬金術から試す事にし、

両手を合わした事によりパンと乾いた音が鳴り、

続いて合わせた両手を離し勢い良く地面に手をつき頭の中でしっかりとイメージをしながら錬金術を発動させる。

すると、

錬成反応による音と光をだしながら土の案山子を造る。

「おっ! マジでできた!」

興奮した俺は右腕を突き出し、

「ファイヤーボール!」

ファンタジー世界では馴染みのある呪文を叫び右腕から火球を放つ!

火球は真っ直ぐ案山子に向かい、

ー轟ー

ボッ!!

火球を受けた案山子は砕け火球の熱量により一部が炭化する。

初級呪文にしては威力が妙に高くないか?

それとも俺の魔力が高いせいか?

魔法って術者の魔力しだいで威力が変わるってどっかで聞いた事があるけど。

「千歳 ユニゾンも試してみたいんだが」

一応千歳は俺のために創られたユニゾン・デバイスだから問題なくユニゾンが出来るとは思うが、

やはり未体験の出来事故に一抹の不安が残るが俺はあえてユニゾンを試す事にする。

「仰せのままに」

千歳は頷き、

「いくぞ」

「「ユニゾン・イン!!」」

千歳は光の玉となり零の身体へと入り、

俺が千歳とユニゾンすると、

「なんか目線が高いような」

何故か目線の高さが先程よりも上がっており。

「身体も変わってる!?」


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