暁 〜小説投稿サイト〜
チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『始まりは唐突に』
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


え〜画面の前の皆様突然ですが私 黒帝 零は何故か……。

上空数百メートルから落下しております!!

気分はまさに某紅い弓兵だよ!

「なんでさ〜〜〜!?」

叫びながらもなお地面へと落ちるスピードが加速する。

ギャグ補正掛かってるならまだしも普通にこのまま地面に落ちたら俺ミンチになるよ!?

「とりあえず能力を使って飛ぶことをオススメします」

20cmくらいにミニマム化した千歳が冷静な判断を告げる。

「と とりあえず『空を飛ぶ程度の能力』発動!」

俺は必死に自分が空を飛ぶイメージをすると俺に掛かる重力から解放される。

某守銭奴な楽園の巫女さんの能力が発動した瞬間に俺の落下は止まりその場でふよふよと身体が浮く。

「ふぃ〜 なんとか止まった〜」

発動したてのせいかあまり安定せずにフラフラとよろめきながら空を移動する。

「主様 夜の空とはいえ誰かに見つかる前にどこかに下りましょう」

「そうだな」

とりあえず俺は知識の中にあった認識阻害の魔法を使いながら近くの公園に下りる。

「あの ジジイ覚えとけよ」

直死の魔眼で点を突いたろか?

つぅか……なんか妙に目線が低いような気がするんだけど?

気のせい……なのか?

まぁ 確認は後ででいっか。

「そういえば主様あの方よりお手紙を預かっておりますよ」

「へっ?」

千歳は尻尾から1枚の手紙を取り出し俺はそれを受けとる。

手紙に書かれた内容は、

『この手紙を読んでいるという事は無事に転生出来たようじゃのぅ』

上空数百メートルからのダイブが無事と言えるか!?

『それはさておき実はお主の『身体』の事なのじゃが……』

えっ? 俺の身体が何!?

『お主の新しい身体を創ったのはいいのじゃがちぃっとばかり力を込めすぎてじゃな半不老不死になってしもうたんじゃ』

なっ! ナンダッテ〜!!

『簡潔に言うとじゃな老いる事が無くなりまた高い再生力で身体を粉々にせぬ限りは再生し、簡単には死なぬ身体となってしもうたのじゃ』

オィィィッ!?

何してくれやがるんですか〜!?

なんつー重い十字架を背負わせやがるんですかー!?

『その代わりと言ってはなんじゃが身体は常に最高の状態を維持するようになりまた、主には他人を不老にし主よりは劣るが再生力を与える力を宿させたので頑張ってくれ』

マジですか?

『ちなみに方法はいくつかあるから千歳に聞いといてくれぃ……あと主の見た目に関しては最近の流行りとやらを参考にしたぞい』

もぅ……なんも言わんぞ……

『それでは新たな人生を楽しんでくれ……』

まぁ 手紙の内容はアレだがここは素直に感謝して
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ