二章
潜入×帰宅
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ち入った時にほぼ九割にあの九枚笹に翻弄されて撃退されてると。尾張では凄いと思っていても、美濃からすれば九枚笹ではなく美濃八千騎が凄いから織田に勝てたとか。たぶんだが、恐らく正当な評価を貰えずに鬱憤がたまって叛旗をした。仲間を誘って本丸でドヤと思っての笑顔をしているはず、バカとはやっていられない独立を決意とこんなもんかな。そろそろ夜になるから俺ところは宿に戻った。戻った後に俺は汗一つかいてなかったけど、ころは汗でベタベタらしいから風呂に入りたいとか。あとひよから聞いた情報はあまりなかったが、とりあえず人気がなかったのと俺達が町で感じた通りだったらしい。まあ徒士とは会わなかったらしいから良かった。
「とりあえず明日は俺が町に行って情報収集を務めるから、ひよところは先に尾張に戻ってて。一人の方が情報集めやすいと思うしね」
「分かりました。本来なら反対ですけど、ひよを護衛するという任務ですよね?それにお頭はあの壬月様と仕合して勝ったと聞きますから」
とりあえず二人は俺より先に風呂に入った。俺は今日集めた情報をノーパソで打ち込んだ。旗の事と首謀者は誰だったのかを・・・・二人の声が聞こえたので俺はノーパソを空間の中にしまってから風呂に入った。質素ではあったが、宿の料理を食ってから布団に入った。幸いよく寝れたけど、スマホのアラームを鳴らすのはやめてバイブで起きた。
「それではお先に行きます。お頭も気を付けて」
「任せておけ。それに人に聞くのは得意な方だからな、二〜三日で戻ると久遠に伝えておいてくれ」
尾張に向けて出発した二人を見送ってから市に来たが、清州より元気がなかった。確か座の力が強いんだったか、商人組合といえばいいのかな。同業者達が集まって値段や販売量を決めるとかだったか。
清州では久遠がその座を廃し、誰でも尾張で商売できる楽市っていう制度にしたんだったな。ただ美濃だってこんなに静かではなかったようだ、先々代の利政は楽市制度をしててとても賑わっていて金もたくさん持っていたそうだ。だが先代の義龍って奴は、旧来の制度に戻したと同時に久遠が楽市制度にしたから、美濃の商人が尾張に流れてきたんだと。
さて、考え事はよして俺は人気のない場所で服装をチェンジした。行商人の格好にした。そして色々荷物をしょってからその座の人に聞きに行った。しばらくお店の主人と話していたら首謀者が判明したが、やはり考えてたのと同じで首謀者は竹中半兵衛氏と西美濃三人衆が協力してるらしいな。案外竹中氏の事は歓迎してたみたいだったが、対して現当主だった龍興氏は評判が悪かった。先代と当代で座は解放されてたけど、さっきの主人は年配だったからきっと先々代の方がよかったとか思ってるのかな。ちなみに今の服装は行商人からいつもの格好になったが、こっちの方が楽。
「ま
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