59部分:58:集う人々
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めーけどよ」
一寸頬を赤くし、良彦が呟き。
「ふむ、烈火の将とあの双剣の騎士相手に、これだけできるなら問題はないだろう…あの二人は古代でも強者に分類されるぞ?」
セプトがゼピュロスから模擬戦…今までの分全部なので、映像で見せずデータでやり取りしたようだ…を確認しつつ、褒めてくれる。
「セプトもわかってんじゃねーか、もっと食えよ」
それを聞いて何故かヴィータが嬉しそうに小さな食器にアイスを乗せて渡す。
「む、これはすまんな、ヴィータ」
それをおいしそうに食べて。
「昔は此処までの甘味は無かったからな、冷たくて甘いアイスは我は好みだ」
普段比較的無表情なセプトが微笑を浮かべる。
「あー、リトもあんま甘いもんは食ってなかったみたいだな」
「うむ、あの時代、甘い物は贅沢品故な」
「そうなのか、あたしは覚えてねーんだけど…」
「ヴィータは良くリンゴみたいなのが好きで食ってたぞ」
「あぁ、あの実か、あれは甘いからな、昔からヴィータは子供舌だった訳だの」
「うっせ、ほっとけよ…ふぅ、ごちそうさまっと」
ふと気付けば皆アイスを食べ終わっている。
「んじゃ、寝るか…セプトはどっちにする?」
「ふむ…まだ、主ら番っておらんようだしヴィータのベットにするかのう、ロード良彦は寝相が悪い」
「おう、こいこい、歓迎すんぞ」
「悪かったな、それじゃ、おやすみな、ヴィータ、セプト」
言いながら、ヴィータにいつもの用にキス。
「ん、お休み良彦」
「ではの、ロード良彦」
3人とも寝室へ入り、直ぐに眠ってしまう…慣れていてもシグナム、シャッハ相手では厳しかったようだ。
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新人+1への無茶振り(シグナム&シャッハ)でした。
次回は、ユニゾン合戦模擬戦とか、面白いかなーとおもいます…相手はシグナムかヴィータで。
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