第163話 バトルパート
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?大魔闘演舞はここからですよ。頑張れ!妖精の尻尾!!」
説明が終わったところで・・・
チャ「それでは早速第1試合に参りましょう!第1試合、月の涙、カリン・パック!!VS海中の洞穴、アリー・シャンキー!!」
観全「オォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!」
石造りの会場の出入り口からカリンとアリーが姿を現した。両者の瞳はすでに戦闘モードに突入している。
ヤ「カリンは月の涙の新人だったね。」
レ「アリーさんは先程のアニーさんの双子の妹さんですよね。」
容姿や雰囲気は真逆だが、顔立ちはアニーとそっくりだ。
ル「双子だったのね。」
エル「でも、全然似てないな。」
ウェ「そうゆう双子さんもいますよ。」
両者が会場の中央で向かい合った。会場中に緊張が走る。
チャ「第1試合、開始ッ!!」
チャパティ・ローラの実況と共に、像の上にいる男が銅鑼をゴォォォォォン!!と力強く叩いた。銅鑼が鳴ったのと同時に、カリンとアリーは地を蹴り駆け出した。アリーは腰のポシェットから黒い銃を取り出すと、
ア「闇弾!」
闇を纏った弾丸がカリンに向かって放たれた。カリンは弾丸を目で追いかけると、バク転して弾丸をかわした。
チャ「おぉっ!なんと華麗なバク転!」
ヤ「綺麗だったねぇ。」
レ「着地も素敵でした。」
体勢を立て直すと、カリンは両手を脇腹の辺りに移動させると、
カ「クリスタルメイク、鷲ッ!!」
透き通った無数の鷲がアリーに襲い掛かる。
グ&リ「造形魔法!?」
ユ「クリスタル・・硝子の造形・・・」
同じ造形魔道士のグレイ、ユモ、リオンが目を見開いた。カリンの場合、動のクリスタルメイクだ。
ア「暗闇弾・・・乱射!」
真っ黒な光に包まれた弾丸が連続で放たれ、パリン、パリィンと音を立てながら硝子の鷲を次々に破壊していく。
マ「硝子だから、壊れやすいんだね。」
フ「カリンの魔法もアリーの魔法も、あまり防御には向いて無さそうだな。」
フレイの言うとおりである。銃で攻撃は出来るが、防御は無理。攻撃しても、防御しても、硝子が割れると傷を負う。
リョ「このバトル、見事に五分五分だな。」
チャ「さぁ、どっちが勝っても負けても可笑しくないこのバトル。勝つのは月の涙のカリンかっ!?それとも海中の洞穴のアリーかっ!?」
両者はすでに「これが最後」とゆう感じだった。アリーはゆっくりと銃を構え、カリンは両手を胸の前で構えると・・・
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