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幽霊だからって恋がしないとは限らないっ!
終業式。
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すんでるの?」
「私は橋の下よ。」
「は?」
「お嬢様!!!!!今なんと!!!」
「だから、私は橋の下にすんでんの!身寄りがある渚とかならいいけど、私は見える友達もいないし・・・」
「おい、今なんて言った?」
「えっ?」
「いまなんっていったってきいてんだ。」
俺は真剣な顔で梓を見つめる。
「見える友達じゃ居ないって・・」
「俺達は友達じゃないのか?」
「あ・・・・悪かったわよ。」
「まぁ、いいんだが、なんかあったら俺達に相談してくれ。そうしたくれないと友達じゃあないだろ?」
「わかった。」
「それで・・家が無いっていったけど・・」
「家に来てください。」
「へ?」
「我が、獅童家に来てください。」
「お前、主は俺なんだが。」
「私を首にしてもいいですから!!」
「ダメって言うつもりはないよ、さっさと荷物をまとめて俺んちにこい。」
「・・・」パァァァァ!!!
「お嬢様、これからはずっといっしょです!!」
「てめぇ、やっぱり解雇してやろうか?」
「はい、すんません。」
すると突然ドアが開け放たれた。
「はっはっはっ!!!諸君!今日は大事な発表がある!!!!!」
「合宿ですか?」
「合宿だ!!」
「いつですか?」
「明日!!!」
「「「「「ええ・・・」」」」」
「なんだよ、そのビックリした訳でもなく、いやがっているだけの反応は。」
「そのままですよ。」
「そうか・・・」
しょんぼりしたまま外に出ていった。
「はぁ、二階堂先生、美人なんだが・・」
「そうだねぇ」
「あれでまともだったらありなんだが」

「よっしゃー!!!ありだって!!!」
フラグ、建築。


「あーあ、明日か・・・」
「早すぎるよ・・・」
「まぁ、僕は仕事があるから」
ツカサは、バッグを持ってドアを出ようとする。
「んじゃ、俺らも帰る。」
「そだね。」
俺もバッグを持って外へ出た。
「はぁ、明日か。」
「早いね!」
階段を登り始めるとツカサは、横の路地に入った。
「それじゃあ、また明日。」
「おう、仕事頑張れ!」
ツカサは家へ入った。
「それじゃあ、部長もまた明日。」
「ああ、それじゃあな。」
部長は商店街を左に曲った。
「じゃね、伊織!」
「おう、霙も頑張っておきろよ。」
「もう、子供じゃないんだから。」
「おきねぇ、くせに。」
霙はまっすぐ突っ切って、住宅街へ入った。
「昔は一緒に帰ったんだが。」
「おう!獅童!日本酒持ってけ!!!」
「ああ、神居さん、」
「父さん!」
この人は智輝の父さん、神居健一だ。
「ありがとうございます。」
俺は日本酒を受け取り、お金を出そうとした。
「ああ!奢りだよ!!!」
「そんな、わるいです。」
「いや、ホン
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