第十九話 S級対決
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怒りを握り締めた拳で、ジョナイトの右頬を殴った。ジョナイトは部屋の端まで吹っ飛んで行った。
ジョ「っ・・!てめぇ〜・・・!」
ジョナイトはすぐに立ち上がり、血を拭いながら怒りに染まった瞳で私を睨んだ。そして、ものすごい速さで駆け出すと、地獄の斧を振りかざした。
ジョ「消してやらあああああああああああああああああああああああああっ!!!」
ギリギリで斧を避ける。振りかざされた斧がズサァァンと効果音を立てる。
ジョ「うおおぉぉおおおらああああああぁぁああああぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」
ジョナイトは周りが見えなくなったように闇雲に死の槍と地獄の斧を私に向かって振りかざし続ける。私は飛翔の鎧に換装し、双剣で攻撃を防ぎながら必死に避け続ける。が、ジョナイトの武器は私の武器よりも遥かに大きい。やはり頬や足に切り傷や掠り傷を覆う。
ジョ「エルザ・スカーレットォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!」
エ「!!?」
ジョナイトが私の名を叫びながら地獄の斧を振りかざした。ギリギリで避けたが、その弾みで私はバランスを崩してしまった。慌てて体勢を立て直そうとしたが上手くいかず、その隙にジョナイトに双剣を奪われてしまった。
エ「くっ・・・!」
そのまま私はゴロゴロと転がる。立ち上がろうとしたが、一足先にジョナイトに手首を?まれた。
エ「しまっ・・・!」
時すでに遅し。私はジョナイトに馬乗り状態にされてしまった。逃れようとしたが、ジョナイトに手首を?まれ、首筋には死の槍が突きつけられている。少しでも動けば、槍の先は私の首に突き刺さる。ジョナイトは一度ゆっくりと死の槍を私の首筋から離すと、口角を上げて不敵に微笑むと、
ジョ「死ねええええええええええええええええええええええええええええええっ!!!」
死の槍を私に首に向かって振り下ろした。私は覚悟を決め、ギュッと目を瞑った。その時・・・
?「ギアチェンジ!モード雷!!雷拳弾!!」
ジョ「グギャアアアアッ!」
エ「えっ?」
聞き覚えのあるような声がしたと思ったら、ジョナイトが勝手に吹っ飛んだ。・・い、いったい・・・どうなって、いるんだ・・・・?不思議に思いながらも、私は自由になった体を起こし立ち上がった。
ジョ「くっ・・・そぉ〜〜〜!!後、少しだったのにぃ〜〜〜〜〜!!」
傷だらけで、血走った瞳をしたジョナイトが私の事を見る。そして、小さく地を蹴り駆け出した。
ジョ「今度こそ死ねええええええええええええええええええ
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