幻想曲
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のは獣王の魂状態のエルフマン。
エルフマンが雄叫びを上げると同時に、その背後にあった花が開く。
「ミラちゃんだー!」
「待ってましたー!」
「アルカンジュさーん!」
そこから現れたのはミラとアルカ。
アルカは大火を使い、その両手から炎で構成された蝶を飛ばす。
それに続いてミラは得意の変身魔法を使い―――――――――
『!』
「ははははははっ!」
獣化したエルフマンをも超える巨大トカゲに変身した。
エルフマンは目が飛び出しそうな勢いで驚愕し、アルカは目に涙を浮かべて大爆笑する。
「見てっ!クロス様よ!」
「チームメイトも一緒だ!」
続いてはクロス達。
スバルとヒルダは空に向かって魔法弾や砲撃を連続で撃ち、サルディアはミスコンの時のようにルナティックロアと融合して金色の粒子を撒き、ライアーはフロートに文字を描いて花や光を出現させた。
フロートの1番高い所に立つクロスは先ほど自分の名を呼んだ観客に変わらないザ☆爽やかスマイルを向け、手を軽く振る。
そして銀色の装飾が施された綺麗な剣を両手に持ち、見事な剣舞を披露した。
ちなみにクロスはティアを姉に持つ為か『美しい』のジャンルに入る顔立ちをしている。
なのに何故アルカのような人気が出ないかというと・・・それは言うまでもないが、彼の目にはティア以外の女は微塵も映っていないからだ。
先ほど歓声を上げた観客はマグノリアの人なら全員知っている『クロスは一切認めないがシスコン』を知らないようだ。
「何あれ!?氷のお城!」
「きれ〜、水が噴き出してる」
続いて現れたのは周囲の噴水に彩られた巨大で美しい氷の城。
そのフロートにはどこぞの王子のような服装のグレイとドレス姿のジュビアがいた。
ジュビアが水を操り水を舞わせ、その水をグレイが凍らせる。
水はすぐに凍りつき、『FAIRY TAIL』の文字を造形した。
「いっけー!」
氷の文字と氷の城の上を、純白の翼を生やした天馬に乗ったルーが飛ぶ。
その天馬の正体は偽り姿を変える者を使ったヴィーテルシアであり、その体には金色や銀色を基調にした装飾がされていた。
「妖精女王が来たぞっ!」
「剣が舞ってる!」
「うわぁ♪」
「オレの嫁になってくれー」
次はギルド最強の女魔導士、妖精女王の名を持つエルザ。
まずは天輪の鎧の循環の剣。
それから衣装を換装し、エキゾチックな衣装を身に纏う。
その手には布が巻き付いた2本の剣が握られ、布をはためかせながら舞った。
次に登場したのは、火竜のナツ。
当然怪我は完治せず包帯だらけだが、その表情はやる気に満ちて
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