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IS 〈インフィニット・ストラトス〉〜可能性の翼〜
第二章『凰鈴音』
第二十話『夜風の非常階段にて』
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「箒にさ……、鈴が『スイカスイカ』って呼んでいた意味を尋ねてさ……。
 俺も途中でそれがあいつの――」
「もう良い分かった、さっさと登校するぞ……」
青菜のおひたし状態の一夏の馬鹿さ加減に呆れつつ、俺は頭を抱えながら部屋を出発するのだった。
「おりむーって、ときどきひどくデリカシーないよねぇ……」
珍しく本音まで、一夏の無神経ぶりに呆れかえっていた。
そして一夏の頬を張った張本人はというと、大変に不機嫌な顔で、ズカズカと大股で寮の廊下を進んで行くのだった。
箒、おつかれさん……。

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