第四十九話
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自己紹介した順に1人20球投げることにした
最初に10球好きに投げてもらって、最速の球速を測り、残り10球で指定した場所に投げてもらい、コントロールを見る
最初は生島和人
オーバースローから第1球目を放った
パァン
虹太郎
「(110km/hちょいかな…球威も悪くない)」
それから7球、伸び伸びと投げる和人
そして
和人
「じゃあ本気で投げます。暴投したらゴメン」
あおい
「(え?本気で?)」
ビュウン
パァン
虹太郎
「(!?120、いや130km/h近い?)早川さん、今の何km/h?」
あおい
「えっと…128km/h」
虹太郎
「(肩も強いな。伸ばせば135km/hは出せるな)」
しかし、驚くのは早かった
和人
「じゃあラストいくよ」
ビュン
虹太郎
「(球速が最初に戻った。さっきのがMAXだったのか…)」
ククッ
虹太郎
「おっ、と」
手前でボールが変化した
虹太郎
「生島君、今の…フォークかい?」
和人
「御名答。いきなり投げて申し訳ない。昔、友達が投げてたの真似ただけなんだ」
虹太郎
「いや、驚いただけだ。むしろポイント高いよ(落差は少ないが、110km/h前半のフォークか…これも磨けば良い武器になる)」
早くも即戦力が出来たかに見えたが、1つ弱点が発覚した
残り10球が終わり
虹太郎
「(コントロールがかなり厳しいな…特に右打者からのアウトロー。投手としてなら、まずはこれが課題かな…)」
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