第五話
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お、朧…………?」
「朧、先輩?」
朧は、一息つき席を立った。気付けば、あの山積みのドーナツも残り一つだった。それを口にくわえ朧は出口に向かう。
それを止めることは出来なかった。出来るはずもなかった。
思わず、朧の顔を見た二人。それを見てしまった二人は、朧を止めることが出来なかった。
――――朧が、右の目から涙を流していた。
それから数分間、アーシアからの連絡がくるまで、小猫と一誠は何も話さずにその場で過ごしていた。
その後、家に帰った朧は自室に向かい、そのままベットに倒れこんだ。
その右手に、金色のロザリオを持って…………
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