第七十六話 富を求めるならその十二
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ていたの」
智子は再び聡美に話した。
「ずっとね」
「ずっとですか」
「月の女神同士のことに自分達から関わるのは他の領域の神にはあまり出来ないからね」
それぞれのテリトリーを犯す訳にはいかないのだ、それこそ何とかしなければ世界がおかしくなる様な状況以外には。
それでだ、これまではというのだ。
「出来なかったから」
「だからです」
二人で聡美に話す。
「貴女の言葉を待っていたの」
「その時を」
「そして貴女が声をかけてくれたから」
「私達もここに来ることが出来ました」
それが適った、だからだというのだ。
「セレネー姉様を止める為に」
「ですから是非です」
彼女を止めようというのだ、そうしたことを話して。
そしてだ、あらためてこれからのことを話していき戦いを止める為に動いていくのだった。
第七十六話 完
2013・7・24
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