第三幕 トミーの到着その十三
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言うのでした。
「このお家は広いしね」
「そうよね、お部屋もあるし」
「このお家は僕達だけじゃ広過ぎるからね」
まさにお屋敷です、先生達だけでは確かにこのお家は広いです。
だからです、先生は言うのです。
「トミーもいれくれたらね」
「有り難いわね」
「うん、トミーも家賃の心配はないし」
「知った者同士で住めるし」
「いいと思うしね」
だからこそだというのです。
「トミーもこのお家に住める様にね」
「王子とお話するのね」
「そうしていくよ。じゃあこれからね」
先生はポリネシアとのお話を終えてです、そしてでした。
皆にです、笑顔でこう言いました。
「今から晩御飯まで時間はあるから」
「お散歩に行く?」
ジップが先生の足元から顔を見上げて言ってきました。
「そうする?」
「うん、僕もそう言おうと思ってたんだ」
「じゃあ今からね」
「皆で行こう、楽しくね」
こうお話してでした、先生は皆と一緒に晩御飯まで街をお散歩するのでした。先生の日本での生活は楽しい日々ばかりです。
ドリトル先生学校に行く 完
2013・11・16
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