一章 幕間劇
城×縁談×技術
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れからは、身分に関わらず有能な者を集めるのだ。一真が身分に関係なく評価をしてくれて助かる」
「身分?そうなのか、ひよ」
「はい。私なんて本当は御目見得どころか、こんな所にもいられないはずの身分の出ですから」
身分ねぇ。こんなに良い子なのにな。まあこの時代だからしょうがないと言っておこうか。
「一真の世界は、身分の差はなかったか?」
「まあね、裕福な奴らと貧乏な奴らで分かれてはいたけど。あと軍についてもな、ここでいうなら奉行かな?こちらでは階級で給料とかが違うのさ」
「そうか。羨ましいな・・・・色々やってはいるが、長年染みついてる感情を変えてくるのは難しい。正直一真がひよにお目見得に上げるように言ったのも助かったんだ」
「そうなんだ。まあひよは優秀だし、俺らの隊には必要不可欠だと思って判断したからな」
「周辺は少し言われた。本当はもう少し後に、身分に関わらぬ有能な者を取り立てと併せて・・・・我から頼もうと思ったのだ」
じゃあ、ころの事もかな。俺は史実と言うよりこの時代の事を少しだけ知っていたからな。墨俣の一夜城は有名な話だった気がする。それところについても野武士についても尾張が取り立てる事が出来る者は早々いない。ひよは和奏に呼ばれて行ってしまったので、俺も戻るかと思ったら久遠が俺に用があるんだと。
「あ、久遠様!」
「先程のお話、お聞かせ願いましょうか!」
二人共戻って来たな。先程の件って何だろうな?と思ったら久遠は、俺に二人の足止めを頼むと言われたが「はいそうですか」とは言わずに首根っこを持って逃げようとした久遠を捕獲した。その後壬月に久遠を引き渡してから、部屋に行ってしまったが行く途中で「薄情者!」と言われたがまあいいやと思った。あと麦穂に捕獲した事を感謝されて壬月がいる部屋に行ってしまったが、この後の事は俺は何も知らない。
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