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失われし記憶、追憶の日々【ロザリオとバンパイア編】
原作開始【第一巻相当】
第二十一話「修行終了 上」
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「へ?」
ズンと壁に向かって拳を突き出す先生。易々と壁に腕が埋没し落下を防ぐ。
そのまま交互に腕を突き刺して上り始めた。
「うっそぉん……でも、これは避けられないでしょ!」
近くの茂みに張られたロープをナイフで切る。このナイフも別荘から持ってきたものだ。
落とし穴から這い上がってきた先生の真上に設置されたレジャーシートが傾き、勢いよく水を流す。
今度は避けることが適わず、全身水濡れになった。
「コオオオオォォォォォォアアアアアアァァァァァァァァァァ――――――ッッ!!」
「うわー、超怒ってるよ……!」
その場で地団駄を踏む先生。いつもの冷静沈着な姿は完全になりを潜めていた。
ズドンッとも、ズシンッともつかない重たい音とともに地面を揺らし、鬼のような形相でこちらを睨む。目を瞑っているのに殺気が籠った視線をビンビンに感じたような気がした。
次のチェックポイントに誘導するため再び走り出す。
そこはここからそう遠くない場所にある開けた空間。少し準備がいるため、走る速度を上げて先に目的地へと向かった。
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