IS学園のお兄さん
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「ちょっとよろしくて?」
「よろしくないので出直してください……」
「はい!またの機会をお待ちしております!」
「失礼、今は忙しいので」
「ごめんなさいね……」
そう、私は今忙しいんです……
「この私が話しかけているのにそれ以上に大事なことがあるはずありませんわ!」
「ノン!!!……何れ転入してくるであろう妹達の部屋割り、教室を増設するべきか否かをレポート用紙に纏めるのは貴女との会話よりも遥かに有益……失礼、幾ら宿敵と言えど相手は教師、レポートを粗雑に書くわけにはいかないのですよ」
そう、全ては織斑千冬……彼女の手の中で決定する
…………………………………かもしれないのです
「W.I.Zα、フロンティアチームの隊員から何か要望はありますか?」
「そうですね〜……あ、お兄様と近い部屋、又はクラスが希望だそうですよ?」
「成程………確かアドバンス、テックもそんな感じでしたよね……」
「お兄様は人気ですね〜」
「ふふ、お兄さん嬉しい限りですよ」
調度良いところでチャイムが鳴る
「………おや貴女、喚いていないで自分の席に戻ったらどうですか?」
「(スルー力に定評のある兄様です……)」
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
「うっかり忘れていたがここでクラス代表を決める」
「兄さん!クラス代表って何?」ヒソヒソ
「ああ、クラス代表ってのはそのままの意味でクラスの代表、近いうちにクラス代表戦があるからそれに出場したりクラスの雑用をこなしたりと………簡単に言うと分隊長ですよ」ヒソヒソ
「成程!」ヒソヒソ
「自薦他薦、どちらでも構わんぞ」
「はい!織斑君が良いと思います!」
「私も!」
「私も織斑君推薦します!」
「え!?俺!?」
「人気者ですね〜」
次々推薦されていく織斑一夏君……
私は暇じゃないのでそんなことにかまけてられないのです……おとなしくそのままクラス代表になってください。
が………そんな願いもむなしく
「お、俺、フリッツを推薦!!」
この一言により色々と急展開を遂げる
▼▽▼▽▼▽▼▽▼
「極東の猿「私はゲルマン人ですが……何か?」ひ、人が話している最中に喋るなんて……最低ですわ!」
「ううう……あの人嫌な感じです」
「γ、落ち着け」
「でも!」
「私達がでるまでもないってことだ」
「お兄様は強いのを忘れたら駄目
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