一章
墨俣築城
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
俺とひよはその幼馴染のところに行っていた。
「ころちゃーーーーん!」
「あれっ?ひよっ!?うわー、久しぶりー!」
「えへへ、久しぶりだね!調子はどう?風邪とか引いてない?」
「大丈夫大丈夫。健康そのもの!何だけどねぇ」
「ほぇ、元気ないねぇ。どうしたの?」
「きっと戦がないから稼ぎが少ないからじゃないの?」
「あー、そうかー」
とか言っていた。最近織田も斉藤も戦してないからだなと思ったけど当たったけど。で、今ひよは久遠のところで武士をやっていると言っていた。とここで俺の紹介に入ったが、どうやら久遠の恋人と言う事で慌てていたが俺はしなくていいと言った。どうやら田楽狭間で現れた俺については知っていたようだった。
「田楽狭間で織田に勝利をもたらすため、天が織田に贈ったと言われてる、田楽狭間の天人・・・・ご無礼致しました!私、この辺りを仕切っている、蜂須賀小六転子正勝と申します。天より降り立ち、一切衆生を救い給う阿弥陀様の化身と言われる御身のご尊顔を拝し奉ること、卑賤の身でありながら光栄至極・・・・」
「そこまで!俺はそんなに偉くないから安心して。確かにあの姿を見せるとそう言われるが、今の俺は人間だ。だからそんなに気にしなくても」
「しかし・・・・!」
頑なに姿勢を崩さないころちゃんに俺はお手上げだからひよに助けてもらう事にした。俺は偉い人だけど身分とかは全然気にしない人で、とてもお優しい人。俺の優しさを有り難く頂戴しないとそれこそ逆に失礼にあたるとそう説明された。
「で、ひよは私に何か用で来たんじゃないの?」
「ああそれは俺が説明しよう。これから墨俣の地で築城をしなければいけないからその手伝いをね」
「なるほど。野武士を纏めている私の力が必要。そういう事ですね」
「話が早くて助かるよ。で、その案なんだが・・・・」
「お待ちを・・・・立ち話をするような案件ではありませんので、荒ら屋でございますがどうぞ中へ」
と言って建物の中に入った俺達。で、ころからの情報はまさにさっき評定で言っていた通りだった。
「さすが野武士の棟梁だね、ころちゃん」
「情報が私の稼ぎの源だしね。それでええと」
「一真でいいぜ」
「では一真様。私達野武士の力が必要の事ですが・・・・美濃衆と戦をするんですか?」
「いや戦をするんじゃなくて、俺が城を創ってる間に守ってほしいんだ」
「というと?」
「ああ、お頭はね創造神様でね。考えた物は何でも創れる凄い神様なんだよ!」
「そ、創造神!創造神って私達を創ったとも言われる凄い神様なんじゃ!」
まあそうなんだが、で、俺の案はこうだ。まず俺は城を創るにあたって大天使化になって創造を開始する。その間に美
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ