一章
墨俣築城
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どうなった?」
「蜂須賀の事か?それなら既に使者を出して本人に伝えてある。これで祝っておけ」
そう言うと、久遠は小袋を渡してくれた。音から察するにこれはお金かな?と細かい説明とかをした後に俺は城下町を歩いていると、聞こえてくる声が二つ。
「お頭ぁぁぁぁーーーーー!」
「お頭、おはようございます」
「ああ、おはよう。ころ、織田家の仕官おめでとさん」
「ありがとうございます!久遠様より、一真様から進言があったと聞き、どのようにお礼をしたらいいか・・・・」
「お礼何ていいさ、あれに関しては俺が良いと思って進言したんだから」
「そうだよころちゃん!・・・・えへへ、これでころちゃんといつも一緒に居られるねぇ〜♪」
「一緒って事は俺の隊に入ったって事か?」
「はい。久遠様からのご命令で正式に一真隊に所属する事になったのです」
「それに一真隊用の長屋も作ってくれると聞いたのです。これでころちゃんの料理は食べ放題!」
一真隊用の長屋ねえ。まあ隊のメンバーは、トレミーに住んでるけどここに越さないとまずいかもな。もしかしてまた建物を創らなきゃいけないのかな?
「ところでお頭、ころちゃんの歓迎会やりませんか?」
「それいいな、いつもより豪勢にして食べないか?」
「あぅぅ・・・・豪勢にやりたいのは山々何ですけどそこまでおぜぜがありません」
「おぜぜ?久遠からもらってきたこれで何とかならない?」
「えーと・・・・・・・・・・ひぃぃぃぃ!」
「どうしたのひよ。巾着の中身見て・・・・・・ひぃぃ!?」
何だこの反応は?これを見てどうしたんだと思った。とりあえず中身を見ると金だが、いったいどうしたんだ。
「小粒金がこんなにもあるなんて、私金見たの初めてです」
「これがどうかしたか?」
「小粒金一粒で、多分一月ぐらいは余裕で飲み食いできちゃいます」
へえーそうなのか。さすが織田家であって裕福だな。
「じゃあこれは一真隊の資金と言う事でひよに預けておくよ。俺は何も分からないからな」
「・・・・わかりました。私が管理しておきます」
こうして俺らは歓迎会をやってから俺は久遠の屋敷に帰った。そのあと暇だったから、拳銃の掃除とかをしてから夜になって寝た。
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