一章
墨俣築城
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り北進し、美濃勢に合わせるぞ。深追いはするな!」
「殿!前方に美濃勢を発見!」
「旗はどうだ?誰が率いている?」
「あの旗は美濃の長井ですな。他に丸に九枚笹などが見受けられますが」
「美濃の麒麟児・竹中殿ですか。前の戦では散々に打ち破られてしまいましたからね」
「長井、か・・・」
「殿、抑えてください」
「分かっている。蝮の仇とて、今は自重する。・・・・壬月、麦穂、展開せい」
「「はっ!」」
「三若!前に出い!」
とここで戦が始まったがこれは陽動にすぎない。一方俺は大天使化になって、空を飛び創造神の力を解放し創造を始めた。鉄砲の音が聞こえたが、気にしないでおこう。一応黒鮫隊だけは通信機を耳にはめている。俺もだけど。城を創造するのは初めてだけど、外装は大丈夫だけど問題は内装だ。中の部屋の数や天守閣や評定の間などだけど。
『隊長、敵がすぐそばに来ています』
「狙撃班はそのまま待機、敵が来たら脳天にブチ込め。精鋭班は俺を守るようにして敵を撃て。前方にいる野武士には当たらないようにな」
『狙撃班了解』
『精鋭班了解です。ひよさんところさんにこのことを言ってきます』
言いながらも創造はやめないでおいたが、ここでやめると力不足で創造する事が出来ない。ここで敵が来たのか、一気に銃の音が鳴り響く。同時に野武士達も動いたようだ。さあ戦の始まりだ、敵はどう出るかな。
「前野さん、ちょっと出過ぎだから下がって!右の方は大野さんに任せるからよろしく!」
「ころの姐さん、左が押されているぞ」
「ちょっと待って・・・・狙撃班!左の敵をどんどん撃っちゃって!」
『了解!すぐに狙い撃つ!』
と聞こえたら左が押されてたのに、いつの間にかこちらが押していた。一応ひよところに通信機を渡していたので、使い方を教えたら何とかなった。さて、俺の方はあともう少しで完了するが、矢が俺に飛んでくるが精鋭部隊により撃ち落とされる。そして次々と脳天に撃ってから、数分後には撤退を開始し始めた。何とかなったか、俺は最後の力で魔法陣を展開し城が完成した。完成した後、久遠の援軍に城を引き渡して俺らの任務は完了した。そして次の朝になって、城に行くと評定で久遠に抱き着かれた。
「一真!よくぞ・・・・よくやってくれたぞ!」
「ああ、分かったから離れてくれ。まだ疲労がたまっているんだ・・・・これでもな。刀や俺達がいた時代の建物なら何回かやった事あったけど城を建てた事はなかったのでな」
「何と感謝すれば良いのか、我は言葉が浮かばん。・・・・とにかくありがとうだ。一真」
感謝されては困るがまあいいだろう。久々の大仕事だったからな、しばらくは休んでおけとの事だった。
「そういえばあれは
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