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魔法少女リリカルなのはA's The Awakening
第二十三話
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!」
「Are you fuck'n ready?」
「イェァ!」

 そして砲塔の先端に魔力を収束し始める。

「Everybody commit to hell!」
「Yes sir!Start to charge『Destruction Burst』!」
「Good job.Let's Rock!Just now is party time!」

 テンションが上がると英語が飛び出るのはデバイスが英語を操るからだろうか。ただし、ノリだけで喋っているから文法とかはかなり無茶苦茶ではある。

「Judas,are you ready?」
「OK.Full charged it now.」
「Good job.『Destruction Burst』Full Fire!」
「Yes sir!On Fire!」

 そう言うと直人は、砲塔を上に向けて放つと、その場から離れて魔力操作を行う。

「我が身に宿りし怒号の炎神よ、我らが前に立ちはだかるもの全て焼き払え!デストラクション・バーストォ!」

 デストラクション・バースト。直人が編み出した広域範囲攻撃魔法。砲塔の先端に貯められた魔力を拡散して、地上に空襲のごとく降らせるもの。制圧力こそ充分だが無差別攻撃となるため、使う状況には十分注意しなければならないのが欠点か。しかし突然降りしきる魔力の豪雨に逃げ惑う敵を見て直人はついつい言ってしまった。 

「ハハハァ!走れ走れェ!迷路の出口に向かってよォ!」
「……What are you talking about?」
「細かいことは気にすんな!ロックしてへんで!」
「……Oh yes……」

 デバイスにまで呆れられる直人であった。しかし、それでもまだそれなりの数が残っている。

「いくらなんでもこれは撃ち漏らしが多すぎるぞ直人。もう少しなんとかならなかったのか?」
「そうは言うが執務官殿、あれだけの数を全員確実にダウンさせられるんかいな?っとぉ!」

 残っていた敵を掃討にかかる二人に、繭のところからここまで出張ってきたシグナムとザフィーラを迎え、四人で防衛ラインを構築していた。

「僕ならできたな。もっともあんな無茶な真似はしないが」
「何そのでしゃばった俺が悪いみたいな!」
「あながち間違いじゃないな。それに口ばかり動かす暇があるならいい加減体と頭を動かしたらどうだ?」
「あぁもう腹立つぅぅうううう!」

 シグナムとザフィーラはただひたすらに敵を屠る。剣の一振り、拳や脚の一撃が響くたび、確実に一人、また一人と倒していく。そんな中、シグナムとクロノが念話を繋いだ。

『全く、とんでもない数だな。これを二人で止めてたのか?』
『ああ。正直、ジリジリと防衛ラインを下げられつつある
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