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魔法少女リリカルなのはA's The Awakening
第二十三話
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てことか?」
リインフォースとシグナムが頷いた。
「わかった。あの野郎の足止めは俺達が引き受ける」
「……頼む。本来なら我々の仕事なんだが……」
「闇の書の一部でしかなかったお前らが、本体に勝てるわけあらへんやろ」
そう言って、アスカと再びユニゾンした竜二。刀を腰に装備したということは、今回はソードマスターモードで接近戦を挑むつもりらしい。
「まぁそこで見とれ。休ませてもらったぶんきっちり仕事はこなすわ。死に様咲かせてみせやしょうってな!」
そして竜二は魔力噴射によって超加速を生み出し、シルエットへと向かっていった。その周囲には砂埃が舞い上がり、その様はまるで砂嵐のごとく。
「あの二人だが、魔力だけは凄まじいな……一度くらったことがあるとはいえ」
「制御できる魔力もどんどん増えている。我々と初めて会った頃とはまるで違う」
彼が走り出してから、リインフォースはシグナムにズバリ聞いた。
「……彼、勝てると思うか?」
「わからない。兄殿一人なら力の差、経験の差から無理だと断言できるが、あのアスカ殿が一緒である以上……」
「そうか……ん?」
「どうした?」
リインフォースが何かに気づいたのか、周囲に目を配らせる。しかし何も見つからなかったのか、シグナムに顔を向けた。
「将、すまないが一つ頼まれてくれないか」
「なんだ?」
「こちらに多数の魔力反応が接近してきている。味方なら問題はないが……」
「偵察か。本来ならシャマルの仕事なんだが……ここでじっとしていても仕方がない。引き受けよう」
「ならば、我も同行しよう」
「頼む」
そして、シグナムとザフィーラが謎の魔力へと当たることとなった。騎士達の主である八神はやては未だに目覚めない。そんな中突っ込んでいった竜二は、ある程度の距離まで詰めると一旦止まり、峰を地面に向けて刀を左手で支える。
「ターゲットロック。後は突っ込むだけやな。行くで!」
『了解!空中機動のイメージ展開は忘れずにお願いしますよ!』
「当たり前やろが……喰らえや刃の弾丸!うぉぉぉぉぉぉおおおおおあああああ!」
刃の先端を敵に向けると、右手を強く握り込んで再び駆け出した。いわば、地面スレスレの超低空飛行。刃の先から風を切る音が哭くように響く。しかし、10メートルほど手前で弾かれてしまった。どうやら防御フィールドのようなものを展開していたらしい。
「ぐぁっ!?何や今の!?」
『おそらくアレの防御魔法ですよ。不可視の防御壁』
『くそったれが……ブチ破るには!?』
『LEBなら確実ですが、そこまでの時間をくれるかどうか……』
『アレか……普通にヴェスパインでぶち抜けんのか?いくらなんでも無茶やろ』
LEBとは、ライトレイ・エク
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