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幽霊だからって恋がしないとは限らないっ!
死者の魂。〜消失〜
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だね。」
「はい、久しぶりです。」
「あっ、ほら、せんべいいるか?」
「もらっておきます。」
「もう中二か、早いな。」
「えへへ・・」
(手なずけてますね。)
(変態ですね。)
「ははっ、それで?今日の用事は?」
「ああ、ちょっと「姉」を借りていいか?」
「はい、大丈夫ですっ!」
「!?」
「・・・・」
「少しだけ二人にしてくれないか?」

公園。

「んで?なんでこんなことをした。」
「僕は・・・・・昔から強くなれと言われていたんだ。」
「・・・・父親にか・・」
「そう、二年前に死んだけどね。」
「それでそこから男に鳴ったわけだ。」
「うん、胸も成長しなかったしいいかなって・・」
「ダメだ。」
「え・・・」
「それは自分の意思か?」
「それは・・・・・」
「だってお前はせっかく女で生まれてきたのに・・・女で育ってきたのに、それでいいのか?強くなれればそれでいいのか?」
「・・・・・」
「お前はせっかく綺麗なんだから。」
「あ・・・・・」
「父さんは望んでないと思うな。」
「・・・・・・うっ・・・いおりんっ!!」
ツカサが俺に抱きついてきた。
「・・・・」
俺は無言で頭を撫でた。
「・・・うわーん!・・いおりん・・」
俺はそのまま落ち着いてから家まで送った。
「じゃあな。」
俺はひきつりながらも笑顔を作ってみた。
「うんっ!」ニコッ
それを満面の笑みで返してくれた。

「先輩はハーレムでも作るんですか!?」
「いやそんなつもりはないが・・」
「はぁ・・これだから・・」
「本当にもう・・帰ります!!!」
(昔は私とずーっと一緒だったのに・・)
「悪いな、霙。」
「え・・・」

俺はそのまま振り返らずに家へ向かった。
「ただいま。」
「お帰りなさいっ!ご飯にする?お風呂にする?それとも・・」
「飯だ。」
「なんですと!?」
「お前を食べるわけないだろう。」
「エロ発言!?」
「訳がないだろう。」
「二回いうなぁ!」
俺は着物の渚と一緒に食卓へいった。
「そういえばツカサさんのこと撫でてましたよね・・・」
「ああ、どうかしたか?」
「上書きします。」

顔を近づけて来た渚と唇が重なった。
「ん、これで完璧!」
「舌入れただろ!」
「今度は積極的に来てくださいね♪」
「黙れ!」
突っ込み入れながらも渚が無理をしていることに薄々気づいていた。

「渚・・・・お前、無理してないか?」
「!?・・・・・・」
「俺が嫌いなら流れに乗せられるなよ。」
「そんなことない!!」
食卓には静けさは戻った。
「伊織は・・・・ずーっと他の人ばっかりで・・・・私のことはかまってくれなかった!!!」
「!?・・・」
俺は無意識にハー
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