第捌話
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な勢いで攪拌回転運動をはじめた。
「きひゃあぁぁぁぁぁぁ!」
ヘソをねじ切られるかと疑うばかりの強烈な痛みでハッと目を覚まし、手足を大きくバタバタと振りながら絶叫をあげるベルベル。
そんな姿に満足したように謎の男が呟いた。
「あ〜ら、お目覚めだな?じゃあ、もっともっと楽しめよ!」
アームはゆっくりと上昇を始めた。
ベルベルのヘソが1センチ、2センチ、3センチ…と垂直に伸ばされていく。
「くふうぅぅぅ…!はあぁぁぁぁぁぁ…!ぬうぅぅいぃぃぃぃぃ…!」
もはや苦しみを言葉に表すことすらベルベルには出来なかった。
涙を流し、汗にまみれ、涎を垂らし、呻き声をあげ、首を大きく振って悶えることしか出来なかった。
そうこうしているうちにベルベルのヘソは強引に7センチまで伸ばされた。
アームの動きが止まった。
その微妙な衝撃すらベルベルのヘソに鈍く響く。
「アナタのおヘソじゃ、どうやらココが限界のようだな。でも凄い事じゃないか!ココまで伸びるおヘソなんて見たことないからな!」
無惨に引き伸ばされた自分のヘソを見て、ベルベルは言葉を失った。
『こ…これが…うちの…おヘソ…?イヤや…、こんなの…うちのおヘソじゃ……ないんや…』
「さぁて、そろそろ本番に行くぞ……。さすがのアナタもこれに耐えられるか?」
ベルベルのヘソは最大限に伸ばされたままだ。
「ま…、まだ…あるの…?」
と、弱々しく呟いたその瞬間、ベルベルは先端がハサミになっていた、もう一方のアームの存在を思い出した。
「ま……、まさか!ね…、ねぇ…、ねぇ、ねぇ、ねぇ……!やっ……やめて!ホントに!バカなことは、やめて!お願い!……やめて…、やめ…、やめてやめてやめてぇぇぇ!おヘソ、切っちゃダメぇぇぇぇぇ!」
まさかとは思いつつも、訴えに何も応えようとしない謎の男の態度から、ベルベルは自分のヘソに何をされるのかを確信した。
「うるさいな!」
非情にも謎の男はニヤニヤと笑いながらコントローラーのスイッチを押した。
ハサミのアームがゆっくりと動き、ベルベルのヘソの根本に宛われた。
「い…、イヤ…、イヤ、イヤ……、イヤあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!だめぇぇぇ!おヘソ…!おヘソ切らないでぇぇぇぇ!」
どうにもならないことを知りながらも、ベルベルは力の限り身体を揺すってもがいた。
そんなベルベルの姿を眺めながら、
「なにもそんなにイヤがることないじゃないか!せっかくアナタのおヘソを元に戻してあげるってーのに!もっともぉ、醜くなったおヘソをチョン切って……、だけどな!ヴァ゛ッハハハハハハハ!」
謎の男は至福の喜びを得たように高らかに笑い、コントローラーのスイッチを押した。
ザクッ!!
ベルベルの耳には、そう聞こえた。
ベルベルのヘソでは、そう感じられ
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