第四十六話
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〜回想終了〜
そして、約束の三日後
琴莉は15人の生徒(男子13人、女子2人)を連れてきたのであった
琴莉
「まだ仮入部期間で良かったよ。期間終わってたら、5、6人が限界だったかも」
啓一
「いやはや、恐れ入ったよ。こんなに集まるとはね」
はじめ
「つーか、他の運動部から引き抜いてないか、これ?」
ただただ感心する啓一とは対照的に心配が頭をよぎるはじめ
その傍らで虹太郎とあおいが来た男子の名前と希望ポジションを記録していた
案の定と言うか、女子2人はマネージャー希望だった
啓一
「虹太郎、どうだ?」
虹太郎
「希望ポジション通りにすると、セカンドとピッチャーと外野手が多いな。後日適性試験やろう」
はじめ
「やっぱ初心者ばかりか?」
あおい
「3人経験者がいたよ。その人達にはサブポジション身につけてもらおうと思う」
矢部
「紅白戦は出来そうでやんすか?」
虹太郎
「どうかな?経験者組をうまく振り分けてもポジション偏るから難しいかも」
ともあれ、これで規定人数は達成
経験者だけでも、あおいを含め8人いる
あおい
「ところで琴莉ちゃん。一体何て言って勧誘したの?」
琴莉
「ん〜?『初心者には私が手取り足取り教えてあげる』って♪」
虹・啓・一
「え゙…?」
矢部
「3人ともどうしたでやんす?こんなに可愛い子が教えてくれるでやんすよ?オイラも教えてほしいでやんす」
琴莉
「いいよ〜♪何人でも大歓迎だから」
矢部
「本当でやんすか?やったでやんす」
あおい
「ちょっと矢部君」
啓一
「いいんだ、あおいちゃん。止めない方がいい」
あおい
「でも…」
はじめ
「いや、いい機会だ。琴莉のこと、矢部も知っておくべきだ」
あおい
「ど、どう言うこと?」
虹太郎
「綺麗な華には棘があるってコトだよ、早川さん。明日の放課後に解るさ」
あおい
「???」
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