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魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
後日談14 文化祭、そして………
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………

「それにしても………」

そう呟きながらレイの頬を突っついてみる。

「ん………」

くすぐったいのかもぞもぞと動くレイ。
………可愛いです。

「うふふ………」

こんな無防備なレイを見たのは私だけでしょう。膝枕だってライや夜美もしてあげた事は無いでしょう。
何か優越感で一杯です。一歩リードした気がしますね。

「これは私達だけの秘密ですよレイ………」

髪を撫でながら私はそっと耳元に呟きました………





「ん………」
「起きましたか?」

ふと目が覚めると上から星の声が聞こえた。

「星………?」
「寝ぼけてるのですか?」
「柔らかい………気持ちいい………」
「きゃっ!?レイ動かないで下さい!くすぐったいです!!」

………くすぐったい?

「そうだ、俺は………」

「「レイ………?」」
「あ………」

意識がハッキリした所でドスの聞いた聞き覚えの声が聞こえてきた。
言わずともがな、ライと夜美である。

「文化祭が終わり、レイ達の姿が無いと思って来てみれば………」
「随分とお楽しみだったみたいだね………?もう少ししてから来れば良かったかな?」

と言う2人だが、もう怒りが満ち満ちており、逃げようが無かった。

「星、何とか………」
「うふふ………」
「星さん!?」

何でそんなに笑顔なんですか!?

「レイ………」
「覚悟はいい?」

「………何でこうなるの?」

そんな零治の嘆きに答える者はいなかった………







次の日………

「会長、不審者を発見しました!」
「ああ、そのまま職員室に行って先生達に受け渡してくれ」
「はい!」

次の日、一般公開の日には去年と比べものにならない程の人がやって来ていた。
その中にはCUVEの袴を着たいかにも親衛隊みたいな奴らがいたりと様々な人達が遊びに来ていた。

やはりその中には………

「あの………困ります………」
「いいじゃん、俺達と遊ぼ………痛っ!?」
「すいません、無理やり誘うのは止めてください」
「イタタタタタ!!!」

少し先には柄の悪い男達に囲まれた女の子を桐谷が助けていた。
こんな感じでやっぱり見回りはかなり大事になっている。

「気張らないとな………」

そう思いながら再び見回りを再開した………






さて、それからも見回りを繰り返し、はやてと俺に同じタイミングで休憩をもらえたのではやてと共にCUVEのライブを見に来たのだが………

「凄い人やなぁ………」
「やっぱり人気あるんだな………」

野外ステージに準備したパイプ椅子には満員の見物客、しかしそれに収まりきらず、立ち
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