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魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
後日談14 文化祭、そして………
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道の確認が取れ次第自由行動。明日は多分殆ど自由時間が取れないだろうから今日の内に楽しんでおくように言っておいてくれ」
「了解や」

そう言ってはやては生徒会室に向かった。

「さて、俺は文化祭実行委員の人達に説明をしなくちゃな………」

俺も文化祭実行委員がいる多目的室へ向かった………








「ということで明日の段取りは以上だ」

多目的室に着いた俺は早速文化祭実行委員に明日の巡回の段取りの説明。
特設ステージの警備や不審者への警戒についてなど色々説明した。

去年もはやてが不良に囲まれたりと問題はあった。
今年は去年以上に外部からのお客さんが多いと予想される以上、準備はしっかりする必要があるので特に力を入れている。

………と言っても特設ステージには事務所からちゃんと準備をしているらしいのでそっちはそんなに気にする必要は無いのだが。

「それじゃあ明日はよろしくな!!」

そう言って文化祭実行委員の会議も終了した。







「レイ〜!!」

学校の見回りも終わり、下駄箱に戻った俺をライが迎えてくれた。
今日は3人と順番で文化祭を回る事になっている。

「早く、早く!!」
「ちょっ!?ライ!!」

慌てて腕を引っ張るライになすがままについて行くのだった。






「美味しい〜」
「中々………」

「だろ!?私の料理の腕も馬鹿に出来ないだろ!!」

俺達の反応を聞き、嬉しそうにそう言うノーヴェ。
今では桐谷と同じく加藤家の胃袋を支えており、桐谷も随分楽になったと言っていた。

暫くライと食べ歩いた後、時間も後少しとなり、最後にと寄ったのがウェンディ達の教室。
セインからタダ券を貰ったとライが言ったので寄ってみたのだが………

「正解だったな」

それほどふわふわの美味しいホットケーキだった。

「これで彼の胃袋をロックオンだね!」
「セ、セイン!?」

………ノーヴェは誰かに作って上げるつもりらしい。
だがこれなら確実に喜んでもらえるだろう。

「頑張れよ」
「お、おう………」



「………レイって誰にあげるか分かってないよね?」
「うん………私達も何で気がつかないか分からないんだ………」

そんな零治を見て、話すセインとライだった………




「ふんふ〜ん」
「ご機嫌だなライ」
「だってこういう女の子っぽいデートって初めてだと思って」

確かにライとデートに出かける時は体を動かすような所に行くのが多い。
バッティングセンターにボーリング、ビリヤードなど。

「実はこういう落ち着いたデートもしてみたかったんだ」

エヘヘと笑い、オレンジジュースをスト
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