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鉄槌と清風
55部分:54:良彦への疑問
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ロ範囲がプラズマで焼き尽くされる」

 ティアナにそう答え、やらないけどな、と苦笑。

 「さて、こんな所か?」

 「あ、後一個」

 「んじゃ、スバル」

 「ヴィータ副隊長とは何時結婚するんですか」

 「予定じゃ、来年の6月だ」

 「「「「え?」」」」

 「聞いといてなんで皆で疑問を浮かべる」

 「答えてもらえると思えなかったんで」

 ティアナが代表して答える。

 「そうか、まぁ…予定してるのは事実だし、その手の話も慣れたからな」

 にやりっと笑い、騎士甲冑を解除、普段の着崩した六課制服へ戻る。

 「んじゃ、書類もあっからいくぞ、またな」

 「はい、ありがとうございました」

 「「「ありがとうございました」」」

 ティアナに続き他の3人も一礼して見送った。



 「っていう事があってな、新人に結婚予定いっちまった」

 「おめえな、まだはやてとなのは、フェイトにしか言ってなかったろそれ」

 「いいじゃねーか、ほぼ確定だし、でもあっちは言ってないぞ」

 「あっち?」

 「結婚までは、あれだせkk「だーっ」おぶっ」

 そういった瞬間、真っ赤になりながら

 「それ他の誰かにいったら、ゆるさねー」

 げしげしっと脛を蹴られまくる。

 「だから言ってねーって、せkk」

 「だー、言うな聞かれてなくても言うな!」

 どずんっと、腹に拳一撃。

 「おうふっ、わ、わかったから、マジ攻撃はやめろ」

 「うっせ、この馬鹿…信じらんねー、全くよー」

 「今日オムライスにしてやっから、な、許せ」

 「…今度翠屋のシュークリームも」

 「おっけーだ、買ってこよう」

 「んじゃ、ゆるす」

 とすんと良彦の肩に頭を預けるヴィータ。
 その頭をぽんぽんと優しく叩き、顔を向けさせて軽くキス、立ち上がり食事の準備へ入るのだった。
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新人の疑問を利用した、魔法とかの説明です。

次回は、休暇のお話だと思います。

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