暁 〜小説投稿サイト〜
幽霊だからって恋がしないとは限らないっ!
謎解きはランチの後で。
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「それで?お前はなぜ俺たちを狙ったんだ?」
「はぁ、なぜと言われましても・・」
「いや、あるだろ、上に言われたとか俺の過去に関係あるとか・・・」
「ありません。」
どういう展開!?読めません!
「んじゃあなんなんだよ。」
「考えてません。」
「考えるもんなの!?」
「どうせご都合主義ですから。」
「ひでぇな!おい!」
「謎解きはランチの後に、いたしましょう。」
「謎を根本的に否定したよな!さっき!」
「梓お嬢様、今日は赤ワインのビーフハンバーグステーキと若鳥のグリルになっております。」
「お前って梓の執事だったの!?」
「乗ってくれるのが梓お嬢様ですから。」
「今絶対の乗ってくれるって言ったよね!」
「まぁ、ひとまず昼ご飯にしようじゃないか。」

「なんかうまそうな臭いが!?」
入ってきたのは二階堂先生だった。
「急にきたな!おい!」
「初めまして、私は伊織様と梓お嬢様に仕える執事、影山と申します。」
「ほう、それじゃあ獅童と水無はヤったのか。」
「どうしてそうなる!?」
「伊織!本当!?」
「お前はいつも一緒にいただろ!!」
「二階堂先生の分もお作りいたしますので少々お待ちを。」
「サンキュー独身には嬉しいわね。」
「先生って何歳?」
思いっきり霙が失礼なことを聞いた。
「あんたの点数全部−80点ね。」
「えっ!?もともと赤点なのに!!」
「おい、勉強教えただろ!!」
「保健体育も教えてほしいなっ」
「おお、実技か!?」
興奮して先生が聞いてくる。
「伊織!本当に!?」
「お前らめんどくせぇ!!!!」

///////////////////
「それじゃあネタバラシを。」
「もう俺は疲れた。」
「仕方ないよ。」
「どこがだ!!」
「ほら、黙って聞け。」
「はい。」
「私は獅童家の大黒柱、獅童祐司様の命で妖怪(あやかし)を発生させる組織に潜伏していました」
「父さん!?」
「伊織のお父さん!?」
「しかし息子に傷を付けたら殺すぞ脅されていたため、殴られました。」
「まぁ、あの速度だったら避けられるよな。」
「そして今日、作戦にわざと失敗したため、伊織様に仕えることにしました。」
「父さんは何をやってんだ・・・・・」
「ちなみに500000000で雇われました。」
「どや顔すな。」
「んで?俺達は関係あるのか?」
「まぁ、出来る限りのことはしますが、万が一のために手を貸して頂けないでしょうか。」
「いいだろ。」
「まぁ、そうですね。」
「部長、どうですか?」
「仕方がない、許可しよう。」
「部長も殺りたかったんでしょう?」
「はは、ばれたか。」
「では、私はこれからも伊織様のハーレムを作っていきます!!」
「いらねぇよ!?」


[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ