暁 〜小説投稿サイト〜
幽霊だからって恋がしないとは限らないっ!
謎解きはランチの後で。
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でございやす伊織様とは子供の頃にいっぱい遊びまして・・・」
「なんかそんな夢があったような?」
「さぁさぁ、宴と生きますか!まずは制服を着替えてくだせぇ。」
「あ、ああ・・」
やべぇ、付いていけねぇ
俺はされるがままに浴衣に着替えさせられ、太刀を腰に巻かれた。
「似合ってます!!!流石伊織様!!」
「あ、ああ、ありがとう。」
「もったいないお言葉!!!」
「さぁ、伊織様、宴の準備が整いました。」
「ま、まぁいいか!」
俺は思いっきり障子を開け、宴に入った。

その頃渚は、
「渚ちゃん、伊織のことは任せたわよ」
「それはどうゆう・・」
「伊織のパートナーとして頑張ってね!」
「親公認!!!やった!!」
「それはともかく・・・いい考えがあるの・・・・」

そして渚も着物を着て宴に参加した。
「「「お嬢!久しぶりです!!」」」
「やはり見えるんだな」
「はい、獅童家の出身はほとんどが見えます!まぁ、ここにいるのはほとんど見えますけどね。」
「そうか・・・・」
「まぁ、伊織様も獅童一文と成ったんですから、頑張って下さい!」
「伊織ぃ!!」
渚が俺を見つけると抱きついてきた。
「うおっ!お前は・・・」
「いいからいいから!」
「うっうっ・・・伊織様も男になりましたな!」
「なかないでくれよ・・」
宴会で夜は更けていった。


///////////////////
「ん・・・・・・!?」
俺が座敷で目が覚めると、裸の渚が横で寝ていた。
「うわっ!!!!!」
俺は一気に起き上がってその場を離れた。
「ん?・・・・・・ああ・・伊織・・」
「お・・お前は服をきろ!!!」
「え?なんで?昨日は良かったのに・・」
「俺はそんなことは言ってな・・・・」
やべぇ、記憶ねぇぞ?
「伊織ぃ・・・今日も・・・する?」
「・・・・・」
ヤバいヤバい!!!!俺の理性!!!
「鎮めてあげよっか・・」
「・・・お、おい・・・いてっ」
俺は部屋のしきりにつまずいて後ろに転ける。
「ねぇ、伊織・・・」
渚は唾を貯めた口を開いて浴衣に手を掛けてきた。
「・・・伊織」
渚が火照った顔近づけてくる。
(お、おい!押すなよ!)
(仕方ないだろ!見えないんだから)
ピタッ・・・
俺は太刀を抜いて障子を切り裂いた。
「あ・・・・伊織様・・・」
「い、いやぁ・・・ちょっと見たかったもので・・・」
「お前もぐるか!?渚!」
「テヘ♪」
「なんだぁ、失敗かぁ・・」
「母さん・・もうやめろよ・・・」
「渚・・・服は?」
「あ・・・・」

「それでなんで俺が布団に巻かれたお前を運んでるんだろうな!!」
「仕方ないでしょ!眠かったんだから・・」
俺・・本当に間違いを犯してないよな・・

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