一章
評定の間×仕合
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れたけど」
『それはよかった。あと鬼もいた?』
「ああいたさ。だが原作では、一匹のはずが十匹出てきたから少々驚きはしたが大丈夫だ。おっと誰か来るんでまたあとで連絡する」
と言って切ったケータイをポケットに入れた。そのあと足跡が聞こえたので座ってたら麦穂が来た。
「一真殿、一晩ぶりですね」
「ああ、昨日振りだな・・・・で、俺に何か用か?」
「久遠様がお呼びです。お早く」
分かったと言って麦穂について行く俺。しかし評定では恐らく反論するだろうな、確か武闘派だと聞いたし。
「ところで麦穂、家臣はどんな奴がいるんだ?」
「皆お優しい方ですよ、面倒見がよく良い子達ばかりです。ただ最初は一真殿の事を年上だと思ってない者が多いですからね・・・・あとあの姿もですが」
俺はふーんと言いながら評定の間のところに着いたけど、しばらく深呼吸してから入った。襖を開けたら一気にこちらを見たが好意的ではない目だな、あれは・・・・・そうまるで敵意を持ってるかのような。
「どうした一真。そんなところに突っ立ってないでこちらに来い」
俺は「はいはい」と言いながら久遠の隣に座った。正座ではなくあぐらだ、俺は神であり年上だしな。
「皆の者。こやつが我の恋人となる男・・・・織斑一真だ。よろしくやってほしい」
「久遠より紹介された織斑一真だ、これから久遠の恋人となることになった。よろしくな」
「ふざけるなぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!例え殿がお認めになってもボクは認めないぞ!」
「控えよ、和奏。御前であるぞ」
「でも壬月様!いきなり出てきたこんな奴が、殿の恋人とかって、どう考えても・・・・」
「その件については後にしろ」
「むーーー・・・」
「まあ確かに佐々殿の意見も分かりますよー。雛もそう思いますしー」
「佐々殿、滝川殿の意見に犬子、じゃなかった、この前田又左衛門犬子も同意見だよ!」
「犬子ちゃん、無理して言葉遣いを改めなくても良いですからね?」
「えへへ、ごめんなさーい」
「という訳で、我ら三若反対の立場って事でー」
あれが三若かあ、弱そうに見えるが俺よりかは弱いだろうな。何か三若の赤髪が、久遠がどうすれば認めると言ったら即答で赤髪より強ければ認めると。強ければと言われたので戦う事になったが、大丈夫かな。俺は手を抜く訳にはいかないが、まあ擬態の聖剣でやればいい事かな。
「ここで戦う訳にはいかないからさ、どこか広いところでやらないか?障害物がないところで」
「そうだな・・・・なら我の屋敷の庭で戦うがよい。あと他に戦いたい者は前に出よ」
と言ったら壬月と麦穂に他の三若の二人も戦う事になった。何で麦穂も戦うんだ?と思ったら俺
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