一章
夜の散歩×鬼の殲滅
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
うふふ・・・・では殿、行って参ります』
『うむ、我はもう休む故、一真の事は頼む・・・・では明朝、評定の間で会おう』
評定って確か会議や相談の場だったな。主君からの命令を受けて、武士は仕事をする事だったな。屋敷から少し離れて聞いていたが、俺が帰ってきた時には寝てるのかと思った。まあこれは、俺が自分で歩いてどういう所で周辺一帯を知る必要がある。
『『はっ!』』
さてと俺は歩いてきたが、これは京都にある映画村よりリアルがあるな。俺が前いた世界はコンクリートだったからな、それに空気は微妙だったがこんなに気持ちいい空気を吸うのは久しぶりだ。ちなみに俺は左耳にあった通信機をポケットにしまったけど、先ほど聞いてた通りあとから柴田と丹羽が来るだろう。まあ微量だが気配を後から感じるがな。建物は全て木材で、前の世界で木材で建てると結構な額になる。だがこの時代では普通なんだろうなと思ってしまう・・・・ん?虫の音色が止んだと思ったら何か音が聞こえるな、音からして何かを喰っている音だがもしかして鬼が出たか?
音がある場所を進むと暗闇で人らしき姿が地面に座り込み何かをしていたが、その影がこちらを向いたらそれはビンゴだった。一応周辺一帯に結界を張ったが、音は鳴るようにして誰か入って来ないようにした。鬼は十匹か・・・・原作だと一匹だったような気がしたが、その時人の足のような物があったが、上半身がなかった。まるで喰われたかのように、俺は空間からエクスカリバーを抜いて擬態の聖剣で刀にした。左手には刀で右手には拳銃=ハンドガンを、弾はリロード無しで無限だから大丈夫だ。
「お前、人を喰った鬼か?」
「グルルルルルルルルル・・・・」
答えるようはないので、睨み合っていると先に鬼の一匹が動いたが・・・・
「はあああああ!」
一閃・・・・鬼が向かってきたので左手に持ってた刀で応戦し斬り落とした。次から次へと向かってくるが、こちらには何も近接術しかないとは言わせないぜ!一度離れた後に拳銃で鬼の頭を次々と狙い撃ちをしたが、さっきの一閃と拳銃で倒したから残り五匹のようだな。一撃一撃は人と鬼で違いはあるからなのか、重いが俺には楽勝だぜ。刀で倒すが、たまに牙で対抗しようとする鬼がいたが牙ごと斬ってやった。まあこれだけ騒いでいればそろそろ気づくと思うがな。
「この音は剣戟の音に、これは鉄砲の音でしょうか!?急ぎましょう!あの方かもしれません!」
「待て麦穂!・・・・しばし様子を見る」
「そんな!」
「落ち着け。あの様子ならばそう簡単にはやられないだろう・・・・奴の真の実力推し量る」
「殿のご命令に逆らう事になりますよ?」
「承知している。だが、織田家の家老として、奴の実力を見極める必要がある」
「分かりました。しか
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ