第十三話 聖剣ですか過去話ですか
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たのは。わかっていても、腹が立つ。
「君たちはアーシアの何だ?」
「家族だ。友達だ。仲間だ。だから、アーシアを助ける。アーシアを守る!お前たちがアーシアに手をだすなら、俺はお前ら全員敵に回してでも戦うぜ」
「そうね。私達家族も相手するわよ」
酷く、怒気を含んだ声になりかけた。知り合いに対しては甘いな、俺。
「それは私達ーー我ら教会全てへの挑戦か?一介の悪魔に過ぎない者たちが、大きな口を叩くね。グレモリー、教育不足では?」
「イッセー、紫、お止めーー」
「ちょうどいい。僕が相手になろう」
「誰だ、君は?」
「君達の先輩だよ。ーー失敗だったそうだけどね」
無数の魔剣が、部室を埋め尽くした。
「紫さん。一緒にアーシアを守ってくれてありがとうございます」
「気にしないで。私も、思うところがあったのよ」
アーシアも見方によっては能力に振り回された者の一人だもんな。
幽々子と同じように。
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