一章
外史の幕開け
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なく合戦である。説教は義元を討ち取った後に聞いてやる。持ち場につけ」
「「はっ!」」
「さて・・・・これより織田久遠信長、一世一代の大博打。勝ち切ってみせようじゃないか」
雷が鳴ったけど相当な雨が降ってる。あれは積乱雲だと教えてくれる天空神、それより話を聞くとあの黒髪のが織田信長いや織田久遠信長なんだろうな。さて、敵陣であるとこには織田家の者が侵入してるな。これは見物だからしばらく見学していよう。
「ひぃーっ!」
「こら子平太、うるさい!見つかるでしょう!」
「雷様が怖いんだもん、仕方がないだろう!」
「武士のくせに雷様が怖いとかバカじゃないの。雷様より武功をあげれない事を怖がりなさいよ」
「分かってるけど、怖いもんは怖いんだよ」
「この戦で勝たないと殿の命が危ないのよ。今まで御恩を受けてるんだからしっかりなさい」
「分かってるよ。ここが死に場所だと心得ている。だが雷様がなー」
「シッ!」
「・・・・ッ!」
二人はどうやら今川勢の殿を探してるようだ。といたけどもしかしてあれ?大きな木の下で雨宿りしてるようだが、鎧脱いでるけど戦の最中なのにあれはいいのか?あの鎧は胸白の鎧に金の八龍をである五枚兜に、赤い錦の陣羽織があるからあいつが今川義元のようだ。今川勢は余裕ぶってるから鎧脱いでるんだけどさ、もう少し緊張感というのがないのかあれは。
「しっ、今だったら二人でいけるわよ。行きましょう」
「おうよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今よ!」
「織田上総介久遠信長、馬廻り組組長、毛利新介参候!今川治部大輔とお見受け致す!」
「今川殿が御首級、この服部小平太が頂戴仕るー!」
「お覚悟!」
お、始まったな。今川勢は慌ててるみたいだけど。あの二人だけじゃ無理があると思ったら後方から援軍らしきものが来た。
「織田上総介久遠信長が家中、柴田権六勝家参候!」
「壬月様!」
「邪魔者は柴田衆に任せておけ!新介、小平太、抜かるなよ!」
「「はいっ!」」
お、あれが柴田勝家いや柴田壬月勝家だったな。柴田衆が来た事によって、戦局は分からなくなってきたが服部小平太と名乗った者が今川義元を討ち取る。
「新介、小平太、大義なり。名乗れぃ!」
「はいっ!、・・・・・織田上総介久遠信長馬廻り組組長、毛利新介参候!」
「同じく服部小平太!」
「東海一の弓取り、今川殿、討ち取ったりーーーーーーーーー!!!!」
さてとそろそろ「俺、参上」でもするか。6対12枚の翼を我の体に張り付いてまるで繭のように包む。そして織田上総介久遠信長の前に落下するわけだ、さてと落下しよう。
「今こそ好機なり!織田の勇士達よ!こ
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