友の背中を追い続けた小さな勇者が居た そして彼は今友との約束を果たす
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為に悟飯さんは戦い死んで逝ったんだ!!
・・こんなんじゃこんなんじゃこんなんじゃ
例え人造人間を倒しても誰も幸せになんて
なれないじゃないか!! どうしてだよ!!
どうしてだよ!! うぅうああああああ
ああああ!!」
ホープ「ごめんなさい・・僕達のせいで」
スピア「本当にごめんなさい」
ゲロ「何を謝るんじゃ!! 悪いのは
お爺ちゃんじゃ!! お前達は悪くない
悪いものか!!」
レッド「そうじゃ悪いのはお前達を残して
先に死んでしまった儂等じゃよ」
隊長「そうだ悪いのは子供達を守れなかった
我々大人だ君達は悪くない」
チチ「そだな・・本当に自分達が情けねぇべ」
牛魔王「全くだべ 未来の儂等は一体何を
やってたんだべなぁ」
チラリ
孫悟飯「・・・・お父さん」
チラリ
ピッコロ「それで貴様はこれを聞いて
何を感じた 哀しみかそれとも愉悦か
どちらだ孫よ」
ベジータ「聞かせてもらおうか貴様の答えを
なぁカカロットよ」
ブルマ「孫君・・・お願い目を覚まして」
孫悟空「・・・・・」
その言葉に皆が国王の言葉に表情一つ動かす事
なく黙って聞いていた孫悟空に視線を移す
皆の視線の中には怒りとも縋りとも言える
様々な感情が混ざっていた
それでも何ら口を開く気配がない孫悟空に
トランクスが怒り咆哮する
トランクス「何故だ!! 何故何も言って
くれないんですか悟空さん!! 貴方はこれを
聞いても何も感じなかったんですかっ
お願いですからなんとか言って下さい
悟空さん!!」
「孫悟空君や 其処に居るピッコロ君も
ベジータ君も過去にとてつもなく大きな罪を
犯したが彼等はそれを悔い立派に己の罪を
償ったのじゃ・・だから一言で良い殺して
しまった人達にすまなかったと言ってくれ
世界中の皆にヤムチャ君にそしてプーアルに
一言で良いからすまなかったと言ってくれ!!
それだけで良いから言ってくれ!!」
孫悟空「・・・・・はぁ」
度重なるトランクスの激昂とそれに続く
国王の咆哮に漸く孫悟空が口を開く・・・
その表情に狂笑を浮かべて
パチパチパチパチパチ
孫悟空「いやあ感激の見世物だったぜお前等
カス共にしちゃ上出来だ 本当に最高だったぜ
お前等・・思わず吐き気がする程にな
・・まぁ良いやそれで俺は何をすりゃ良いんだ?
大声を上げて泣けば良いのか? それとも
地べたに這いつくばって謝れば良いのか?
クハハハハハハハハハ!!」
「そうかそれがお前の答えか
〔ギリッ〕 少しでも信じていた私が馬鹿
だ
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