暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンボールIF
友の背中を追い続けた小さな勇者が居た そして彼は今友との約束を果たす
[8/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
ちゃんと
兄さんと一緒に沢山のお華を見に行きたかった
だけなのに・・なのにそんな事を言う奴等は
絶対に許さない・・私達からお爺ちゃんと
兄さんを奪ったこんな醜い世界何て許さない
・・皆殺してやる


隊長「何て事だ・・引き金を弾いてしまった
のは我々か・・我々人間は自ら破滅の道を
選んでしまったのか」


トランクス「そんなぁ・・そんな事って
そんな事ってあるかよ・・畜生」


今や僕達は世界中から恐れられる存在に
なっていた けど僕と18号に勝てる奴なんて
誰も居ない・・そう僕達は未だにお互いの事を
兄さんがくれた名前ではなく数字で呼び合って
いる 今の僕達には平和も人の温もりも
理解出来ない だから僕達には名前なんて
必要ない


今日襲った村で新鮮な卵が手に入った
私達は何だか懐かしい思いに駆られて卵焼きを
作った 食べていたら何だか涙が零れ落ちて
きた お爺ちゃんと兄さんにこの卵焼きを
食べて欲しかったな 4人で一緒に美味しく
ご飯を食べたかったな


今日僕達の前に孫悟飯が現れた どうやら
彼だけは生き残っていたらしい そして
世界の平和を守る為に僕達を殺しに来たようだ
・・彼の瞳を見ていると何故かお爺ちゃんと
兄さんの事を思い出す・・もしかしたら2人は
怒っているのかもしれない・・でもそれも
当然だと思う・・でもだからと言って
人間に対する憎しみはもう止まらない
ねぇお爺ちゃんはどうして僕達に戦う力なんて
与えたの こんな思いするくらいなら
こんな力何ていらなかった


やっぱり私達は人殺しなんてしたくない
もし私達が死んだらあの2人と一緒の所に
逝けるかな・・もし会えるなら会いたい
孫悟飯なら私達を殺してくれるかな


孫悟飯が死んでしまった 死にたいと思って
いても戦いになると感情の歯止めがきかない
彼を殺した直後トランクスと名乗る子供が
敵討ちだと言って僕達に戦いを挑んできたが
僕達にあっさりと返り討ちにされた


けどそれから何度も彼は私達に挑んで来る
そして戦う度に強くなっていくのがわかる
もしかして彼なら私達を殺してくれるだろうか


なら彼にはもっと強くなってもらわなければ
ならない・・そして何時か僕達を殺して欲しい


ゲロ「うぅうぉおおおおあああ・・ごめんよ
ごめんよ 皆お爺ちゃんが悪いんじゃ!!
ごめんよ馬鹿なお爺ちゃんを許しておくれ
おぉおああああああ!!」


レッド「一体何時まで続くんじゃこの地獄は
こんなのあんまりじゃ」


今日殺した人間の母親が子供を抱き締めていた
子供は母親の胸の中でとても暖かそうに
眠っていた 私達にもあんな暖かな時が
あったのかな

[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ