友の背中を追い続けた小さな勇者が居た そして彼は今友との約束を果たす
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俺達を力一杯抱き締めてきた 俺達はその男が
俺達を道連れにする為に何かをするのかと思い
更に力を加えた・・けどその時男が薄れ逝く
か細い声で言ったのだ
助けてやれなくてゴメンな・・お前達に
何もしてやれなかった情けない兄ちゃんを
許してくれ・・そんな俺がお前達に出来る事は
一つしか無い・・お前達に名前を送るよ
人造人間としてじゃない お前達が胸を張って
生きて行ける人間の名前だ 希望と平和
胸を張って明日を生きて行ける名前だ
ホープ スピア 幸せになれよ・・さようなら
ベジータ「ヤムチャ・・それがお前の選んだ
道だったのか・・馬鹿野郎」
孫悟飯「ヤムチャさん」
それからの事は何も覚えていない 最愛の
兄さんをこの手で殺してしまった 自分達の
心から光が消えてしまった
気がつけば周りには誰一人残っていなかった
自分達は兄だけで無くお爺ちゃんまでも
殺してしまった
もう自分達はこれから何をすればいいのか
わからない
牛魔王「目覚めたばかりの子供にこんな残酷な
仕打ちはあんまりだべ」
チチ「何でわたしらは信じてやれなかったん
だべなぁ」
隊長「全くだ自分達が情けない」
僕達はお爺ちゃんと兄さんにお墓を作って
あげたくて2人を探したけど辺りは全て
吹き飛んで何も残っていなかった
それでも何もしないのは可哀想だったから
せめてものお詫びにと思い何もないけど
お墓だけを作ってあげた
その後僕達はずっと泣き続けた 1日経っても
2日経っても涙は止まる事なく流れ続けた
それでもこのまま何もしない訳にはいかない
私達は2人で話し合って人間に会いに行く
事にした そうすれば今は辛いけど何時か
きっと笑顔になれると思ったから
何でこんな事になってしまったんだろう
今僕達の両手も身体も全身人間達の血に
染まっている 都に辿り着いたら僕達の姿を
見た人間達が僕等の事を化け物だと言った
孫悟空やその仲間達を殺した醜い化け物だと
私達は人間達に言った私達は戦うつもり何て
ないと 相手は銃を撃ってきたけど痛みすら
感じなかった その時人間達が言ったんだ
やっぱりドクターゲロは悪魔だとレッドリボン
軍は人類を破滅に導く悪魔の軍隊だと・・
気が付いたら周りに居た人間達は皆死んでいた
僕達は2人のお墓の前で泣き叫んだ
どうして人間達はあんな事言うんだろう
お爺ちゃんは悪魔何かじゃないのに
話に聞いていただけだけどケロンお爺ちゃん
だってお爺ちゃんのお兄さんなら優しい人に
違いない・・なのにどうして人間達はそんな
酷い事を言うんだろう 私達は只お爺
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