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ドラゴンボールIF
友の背中を追い続けた小さな勇者が居た そして彼は今友との約束を果たす
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ブルマ「だからって・・だからって・・
何も死ぬ事ないじゃない!! 「心配するな
お前等も直ぐにこいつの後を追わせてやるさ」
 っ!? 駄目よ孫君!! もう止めて
ぇえええ!!」


しかし彼等のそんな涙ながらの言葉でも
孫悟空は止まらない


孫悟空「おめぇ俺を此処まで虚仮にしといて
覚悟は出来てるよな?」


ウーロン「へへ・・殺るならさっさと殺れよ
これは彼奴が言ってた事だけどよ 人には
死んでも守らなきゃならねぇものがあるんだよ
俺は胸を張って彼奴の友達だって言える
自分になるんだよ!!」


孫悟空「だったらあの世で仲良くお寝んね
してろよ!!」
ズバァアアア!!


ウーロン「がああああああ!!」


ベジータ「カカロット貴様ぁあああああ!!」


トランクス「ウーロンさん!!」


ピッコロ「くそぉおおおお!!」


隊長「己っ孫悟空ぅううう!!」


ブルマ「嫌ぁああああ!! ウゥウウウロオ
オオオオン」


ウーロンの命乞いしない軽口に怒り顔の
孫悟空はウーロンを串刺しにしていた手に
力を込め空いていたもう片方の手を容赦なく
振り下ろす


そして皆の絶叫が響き渡る中何時も友の背中を
追いかけ続けていた小さな勇者は上半身と
下半身を真っ二つにされ地面に落下して逝った


それでもウーロンの表情は安らかな笑顔を
刻んでいた


ウーロン「(なぁプーアル・・これで俺も
少しはお前みたいに強くなれたかな)」


  ・・空から雨が降ってきた・・


  ・・血塗られた哀しみの鮮血の雨が・・


・・・・・・・・
  ・・・・・・・・


一方その頃地球に向かって飛来を続ける
1隻の宇宙船があった


凄まじい高速飛行を続けるその宇宙船は
速度を緩める事なく地球を目指していた


このまま飛行を続ければあと数時間否数十分で
目的地に到着するであろう


その目的地とは今尚哀しみの戦いが続いている
南の都であった


  ・・今1つの戦いは終局を迎える・・







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