彼の者は己の罪を悔い老人の背中に英雄を見る そして小さな勇者は己の戦場に向かう
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なかった
だが儂は誰も責めるつもりは無い 本当に
憎むべきは責めるべきは孫悟空只一人
なのじゃから
その後の戦いのやり取りを聞いていると
孫悟空めはサムやプーアル君ばかりでなく
サムの仲間達もピッコロの故郷の皆までをも
その手にかけていた事がわかった
悲しみ絶叫する彼等を見て儂等も益々
悲しくなってしまう
最早孫悟空めに裁き を下す事は出来んの
だろうか
ドクターゲロ「・・・・むう?」
そんな事を考えていると 不意に空が
暗くなってきた
そして響いて来る轟音 空を見上げると
巨大な飛空艇が此方に向かって飛んで
来るのが見えた
そして儂は あの飛空艇に描かれている
紋章に見覚えがあった
それ所か 物心ついた世界中の皆があの紋章を
知っている筈だった あの紋章は間違い無く
レッド「やはり・・あれは間違いない
国王の紋章・・それでは王軍が動いたのか」
ドクターゲロ「うむ どうやらそのよう
じゃな すると目的地はここか?・・やはり
ここに来るぞ 間違いなく目的地は此所の
ようじゃ 降りてくるぞ」
ホープ「王軍って・・国王様が?」
スピア「それじゃ私達助かったの?」
そして王軍の飛空艇が儂等の目の前に
着陸すると扉が開く
そして開いた扉から屈強な国王軍の兵隊が
降りてきた
彼等は全身を武装で固め 手に持った
強力そうな銃を孫悟空に向けると 心底
込み上げる怒りを押さえられないのであろう
力強い声で語り掛けていた
隊長「動くな孫悟空!! これまでの事は
全てテレビで見ていた 貴様の暴虐も
此所までだ!! 医療班っ 直ぐに怪我人の
治療をしろ!! 特に武天老師殿は危険な
状態だ 絶対に助けるんだ!!」
医療班「了解です!! 急ぐぞ 直ぐに
武天老師殿のオペに入る!! その他の者は
怪我人の治療をしてくれ!! 大丈夫かね君!!
痣だらけじゃないか!!」
トランクス「俺は大丈夫ですから母さんや
お爺さんの手当てをお願いします」
孫悟空「フハハ・・・クククカカカカ!!
・・また鴨が増えやがったか」
隊長の言葉に直ぐ様治療班が来て手当てを
始めてくれた
そして悲しみ絶叫したい気持ちを堪えて
任務に当たる兵隊に続くように 開いた
扉から誰かが飛び出してくるのが見えた
その複数の人影に儂は見覚えがあった
飛び出してきた人影は周りの惨状を見ると
絶叫していた
孫悟飯「ヤムチャさん!? プア―ル君!?
武天老師のお爺ちゃん!! ピッコロさん
皆が!! 皆が!?・・こんなのって
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