彼の者は己の罪を悔い老人の背中に英雄を見る そして小さな勇者は己の戦場に向かう
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さん達が何処だって・・こっちに向かって
るんじゃ」
ベジータ「!?・・・ま・・さか」
ブルマ「ああ!?・・・嘘!! そんな!!」
孫悟空「・・にぃ・・・ふははは・・
くははははははは!!」
俺のその言葉で 皆も漸く今まで気が
付かなかった
否 心の何処かで無意識の内に気がつく事を
恐れていた違和感に気がついたよう だった
今や皆の表情は皆顔面蒼白だった
ベジータ「くそっ 何故今まで気がつか
なかった!! ブルマ!! 暫く連絡が
取れないと言っていたなっ 何時からだっ
何時からあの三人と連絡が取れなくなった
んだ!!」
ブルマ「嘘でしょ・・・なんて事・・・
まさか・・まさか・・・クリリン君と
連絡が取れなくなったのは一年前よ・・・
それからその半年後に天津飯と餃子との
連絡が途絶えたわ・・でも三人の修行場所が
近いって聞いてたから大丈夫だと思ってた」
ミスターポポ「・・・・本当です神様
悟空は既に三人を・・・あの三人はもう」
ピッコロ「何だと!?・・・一年前だと?
・・馬鹿な・・馬鹿な馬鹿なぁあああ!!
俺はちゃんと見張っていた筈だっ 何時だ!?
何時あの三人を!! 答えろ孫!!」
孫悟空「くははははは!! それでも
ずっと俺と一緒だった訳じゃないだろう?」
トランクス「そんな!? まさかクリリン
さん達が!?」
・・まだだ まだ俺はとても大事な
何かを忘れている・・
ベジータやトランクスは絶叫し ブルマは
泣き叫んでいた
そんな事信じたくなかったのだろう
信じられる訳がなかったのだ 当然だろう
彼等がもうこの世には・・・そんな事
ある筈がないと そう思いたかったのだろう
よく分かる 何故なら俺自身の驚愕も
凄まじかったからだ
孫の奴が変な動きをしないように見張って
いた筈だ った
それがこんな事になっていたなんて
自分の行動が全て無意味だった事に
それ所か孫の凶行を見過ごしていた事に
信じられない気持ちで一杯だった
だが孫の奴はどうやってクリリン達を・・
俺はしっかりと見張っていた
確かにずっと一緒だった訳じゃないし
常に孫の奴の気をずっと監視するなんて
不可能だ
僅かな時間だが見過ごしてしまったも時ある
だがそれは本当に僅かな時間だ
しかも彼奴が外に出れば 何か行動を
起こす前に追いつけた筈だ
・・俺は一番大切な事を忘れている・・
ピッコロ「違う・・・まて・・・僅かな
時間だと?」
僅かな時間 俺が孫の奴から目
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