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ドラゴンボールIF
彼の者は己の罪を悔い老人の背中に英雄を見る そして小さな勇者は己の戦場に向かう
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われていく悲しみと絶望 

それと同じ気持ちを儂等も味わったのだから 
それを聞きながらも面白そうな笑みを
浮かべる孫悟空 


そんな孫悟空に対して油断無く銃を向けて
いる隊長に飛空艇の中から声が掛かる


部下「隊長 国王様の準備が出来ました」


隊長「そうか・・良し始めてくれ・・
色々疑問に思うだろうが君達も注 目してくれ」


その言葉に一体何が始まるのかと訝しむ
儂等の目の前で 飛空艇から空に光が
発射され巨大なスクリーンを形作る


そしてそのスクリーンに一人の人物が
映し出される 
その人物は世界中の人々が知っている
あの人物じゃった 


そしてその人物はゆっくりと話し出す


   「全世界の皆さん儂は国王です 
突然の事で驚かれていると思いますが
どうか儂の話を聞いていただきたい」


このような時に一体何の話なのかと儂は
疑問を浮かべる 
周りを見れば皆同じ表情をしているのが
わかった 


一方孫悟空は自分の勝利を疑っていないのか
面白そうにスクリーンを見ていた


そんな儂等を他所に国王様の話は続く 
そして続く話に儂等は驚愕を感じずには
いられなかった


   「今私の手元にはある人物から
送られて来た二冊の日記帳が在ります 
日記の送り主は有名なカプセルコーポ
レーションのご息女のブルマさん そして
送り先は彼女の息子であるトランクス
君にです」


ブルマ「はぇ?・・私がトランクスへの
日記帳を国王様に渡した?」


ベジータ「そうか・・違うぞブルマ・・
この場合のブルマとはトランクスの母親の
ブルマ・・つまりは未来のお前だろう」


ピッコロ「ふむ・・成る程 それが何らかの
手違いで国王の手に渡ったと言う事か」


トランクス「母さんが俺に・・・一体何が
書かれているんだ」


レッド「やはりトランクス君 は未来から来た
訪問者じゃったのか」


ドクタ―ゲロ「未来からの訪問者とはな
驚きじゃわい」


その言葉に当の本人達は何も知らなかった
のだろう とても驚いていた 


それにしてもあのトランクスと言う少年
今までの言動やレッドの話からして 
もしやと思っていたが まさか本当に
未来からの訪問者だったとはな 


しかし未来とは何時も不変なものではなく
不確定なものじゃ 


一体あのトランクス少年の未来とはどの
ようなものなのか


   「・・そしてこの日記の持ち主は 
一冊目がドクターゲロ そして二冊目が
・・ホープ君とスピアちゃんです」

ドクタ―ゲロ「なんじゃと?」


一瞬その言葉の意
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